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禁断の実、クローン人間誕生か?(2ページ目)

クローン人間の誕生が現実化している。今回の発表は日本人のクローン誕生ということでショックも大きい。倫理面での議論はまだまだこれからであるが、人格形成は遺伝子のみではないようだ。

執筆者:木村 勝己

倫理問題はこれから

クローンについては、倫理的問題はまだ議論の最中であり、今回の誕生は、国内でのクローン人間づくりを禁じた、クローン規制法(2002年6月施行)の対象になる可能性がでている。

英、仏、ドイツなど主要国も人間の尊厳を冒すとして、クローン人間づくりを法律で禁じている。米国では現在、連邦法制定に向けて研究中のようである。

両親の関わりなしに子を生み出すことを可能にしたこのクローン技術は、生殖における両親の存在意義、人間の尊厳といった生命倫理上の問題を解決する必要があるのだ。

医学や生物学をはじめ、倫理、哲学、宗教、文化、法律等の幅広い分野での議論が必要である。

哺乳類クローン・ドリーの誕生

動物のクローンが最初に誕生したのは、1962年イギリスのオックスフォード大学の研究チームからであり、両生類のカエルでの実験であった。


クローン羊ドリー写真:科学技術庁


哺乳類での実験は失敗の連続であったが、1996年7月のクローン羊・ドリーの誕生は、大きな話題になった。誕生はやはりイギリスであり、ロスリン研究所からである。

従来から家畜のクローンはあったが、その違いは次のようなものである。
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