レスポンス・ワードのバリエーションが豊富
日本人は得てして、相手が話をしているときに、「はい」「ええ」「そうですね」といった程度の相づちしか打たないものです。けれどもこれでは相手は、自分の話に本当に興味を持ち、同意してくれているのか、不安に感じてしまうものです。
そのために双方の会話が進まず、盛り上がる要素が多かったはずの商談が尻つぼみに終わってしまうとしたら、あまりにももったいないことです。
これにくらべて欧米人は、同意の言葉のバリエーションがものすごく豊かです。「I see」「That's right」「Good idea!」など、数え上げたらきりがないぐらい。短い言葉の中に、「あなたに同意しています」という思いを適切に盛り込んでいます。そうやってバリエーション豊富に相づちを打つことによって、相手との距離をうまく縮めるわけです。
みなさんも、「それは面白い考えですね」「よくわかります」といった類の、自分ならではレスポンス・ワードをふやしていったらいかがでしょうか。