苦しい時の心の支えになる
仕事をしていれば、誰でも苦しい状況や難しい判断を迫られる場面に直面することがあります。悩んでも悩んでも、決め手となる解決策はなかなか見つかりません。
そんなときには「自分がロールモデルとしているあの人だったら、こんな時どう判断するだろう」と考えてみると、突破口が開けてくることがあります。
もしロールモデルになる人が近くにいるのであれば、相談してみるのも手。私の場合はAさんが同じ職場にいたので、いつも相談に乗ってもらっていました。
けれども人によっては、「自分のロールモデルは孫正義さん」というふうに、直接会って話すのが難しい人をロールモデルにしているケースもあると思います。その場合は、本や雑誌などでその人の考え方、生き方を読み直し、「彼だったらこんな場合、どうするだろう」と考えてみることが大切です。
社会的に成功している人は、程度の差こそあるもののロールモデルがいるものです。メジャーリーガーのイチローは少年時代、当時中日ドラゴンズのスターだった田尾安志選手をロールモデルにして、毎日野球の練習に励んだそうです。そして今イチローは、世界中の野球少年たちのロールモデルになっています。
みなさんもぜひ、ロールモデルといえる人を持ちましょう。そしていつかは自分が後輩たちから、ロールモデルとされるようになることをめざしてください。
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