自分でも考えることが大事
自分専属スタイリストができたとしても、その人のアドバイスにすべて従うというのは、あまりオススメできません。人の意見に頼ってばかりでは、自分のセンスを磨いていくことがいつまで経ってもできないからです。外見力を高めたいのなら、どんな外見になりたいのかを、まずは自分で考えてみることが大事です。「うちの業界では、知識や経験が豊富な営業マンが求められる傾向が強いけど、自分はまだ若いので、どうしてもお客さんから軽く見られてしまう。もう少し経験豊富な営業マンの雰囲気を出したい」とか、「自分は普段クールな人間に見られがちで、それで損をしていると思う。もっと温かい雰囲気や明るい雰囲気を出していきたい」というように、なりたい自分の姿を自分でイメージしてみるのです。
そのうえで自分専属スタイリストには、なりたい自分のイメージを伝え、自分の服装や身だしなみについてのアドバイスを求めます。また表情やしぐさも、外見力アップの欠かせない要素ですから、これについてもきちんと尋ねます。
そうやって相手からもらったアドバイスも鵜呑みにしてはいけません。本当にその指摘が適切なものなのか、自分なりに判断してみることが重要です。つまり一番大切なのは自分で考えることで、自分専属スタイリストはあくまでもアドバイザーなのです。
外見力が高い人というのは、人の意見を上手に取り入れながら、最終的な判断は自分でおこなっているものです。アドバイスも聞くし、自分でも考える。だからどんどんセンスが磨かれて、さらに外見力が高まっていくわけです。
あなたも自分専属スタイリストを効果的に活用しながら、外見力アップに励んでください。
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