デキるビジネスマンにはスタイリストがいる

外見力を磨く際の注意点

見た目のこだわりも営業センスの一部

数年前、『人は見た目が９割』という本がベストセラーになったことがありました。本のタイトル通り、人は見た目で他人を判断しがちなものです。きっとあなたも会ったばかりの人のことを、「怖そうな人だな」「頭がよさそうだな」「なんか頼りないぞ」というふうに、いろいろと見た目で判断しているのではないでしょうか。

もちろんあなた自身もお客さんから、見た目で判断されているはず。「信用できそうな営業マンだな」「この人だったら長くつき合えそうだぞ」と思ってもらえればうれしい限り。でも、その逆のイメージを持たれることは避けたいですよね。

営業マンにとって「見た目」はとても大事です。これについては私も以前、営業マンなら外見力を高めようという記事を書いたことがあります。この記事で私は、服装などをちょっと変えることで、相手が自分に対して抱くイメージがまったく違ってくることについてお話ししました。

そして外見力を高めるためのポイントとして、
●自分がどんな外見になりたいかを考える
●本当にその外見になれるのかを試してみる
●試してみるときは、ちょっと背伸びをしてみる
●周りの人がどんな外見を自分に求めているかについても意識してみる
ことの大切さについて解説しました。

でも実は、あの記事では説明しなかった大事なポイントがもう一つあります。それは「第三者からのフィードバックを参考にする」ということ。

「その服装、もっとこうしてみたら若々しさを演出できると思いますよ」とか
「そのスーツ、落ち着いた雰囲気が醸し出されていてとてもいいですよ」といったアドバイスを周りの人から日常的に受けることが、あなたの外見力をアップさせるうえでとても重要なポイントになるのです。

今回は、あなたの周りにいる人を「自分専属スタイリスト」として活用するためのコツをお話しいたしましょう。