営業のノウハウ/営業の商談・ヒアリング

その言い方が人を遠ざけてる(2ページ目)

言いたいことを言うのに好かれる人、気をつけてるのに煙たがられる人。その差は3つの『感』にあったのです。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

相手の言葉をさえぎって、自分の話をする

人が話し終わる前に自分の話をはじめてしまう人、こういう人も嫌な感じですね。できるだけ、自分が聞き手にまわった際は、キチンと相手の話を最後まで聞いたほうがよい。当然のことです。ついつい、やってしまう気持ちもわかりますけどね。でも、されるほうが嫌なものです。

営業のシーンだと、それでもお客さんの話に介入しなければならないシーンはあります。延々とムダ話で貴重な商談の時間を費やすわけにはいかない。

だから、研修などでも『うまい介入の仕方』について勉強します。あらためて勉強する必要があるんです。うまいこと、介入しないとお客さんが「なんだ、まだ自分がしゃべっているのに!」と気分を害してしまうから。

しっかりとしたトレーニングが必要なくらい、人の話をさえぎるのは難しいということ。する必要がないのなら、しないでおくほうがいいでしょう。

話すときに仏頂面になる

他愛ない話をしているのに、何か表情がすぐれない。「このひと怒ってるの?なんか悪いこと言ったっけ?」と、こちらが心配させられるような人もいます。

しゃべってるときの表情が無表情だったり、眉間に皺をよせてたり、とにかく仏頂面で話す。これでは、とても和気藹々と話すことなんてできません。笑顔の重要性は、これまでのコラムにも書きましたし、本にも書きました。これから出る本でも書いています。とにかく、その重要性はどれだけ述べても述べきれないほどです。この重要性を理解していない人が意外と多いんですよね。

この3つの典型例を自分の心構えに生かすには?次ページはこちら

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