接待の落とし穴
接待の目的が何にしろ、目指す空間は相手に心地よく過ごしてもらうことですよね。ゲストが主役になれるようにゲストにとって心地よい空間づくりを目指しましょう。ただしここで肝心なのは、それを演出・プロデュースするのはあなた自身でなければいけない点です。主役はゲストに渡しても、主導権はあなたが握りましょう。
つまり、万事がうまくいったとしても、「この店はよかった」で終わらないように!この最上の空間、時間があなたのおかげであることが伝わらなくてはもったいないです。
お店選びで調べたこと、苦労したことをさりげなく伝え、あなたの手腕をアピールすべきです。単にいい店だったで終わらないようにするためには、コメント選びが大切です。
「私が調べたところ、焼酎の品揃えが○種以上ある店は東京で××件もあるんです。その中でも特に人気なのがコチラの店なんですよ」とか、「部長の好きなこの料理、この時期に出してる店を探すのに○件当たりました」と、嫌味にならないように注意しながら、アピールしましょう。
「あなたのために」という思いや配慮が伝われば、相手の喜びも膨らみます。「自分は相手にとって大切な存在である」ことの表現が接待の場なのです。 それが実現できれば、 あなたの株があがること間違いなしでしょう。
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