営業のノウハウ/営業の商談・ヒアリング

夜遊びが生む商談ユーモア活用術

『おしゃれなバー』と『にぎやかな居酒屋』、どちらのほうが相手の笑いを取りやすいと思いますか?正解は本文の中で。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

ユーモアをビジネスに活かす

ユーモアでお客をクスっと笑わせよう

営業の現場で、なかなかお客さんとの距離が縮まらない。どうにも商談の現場が堅すぎる雰囲気だ。そんなお悩みをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。

セールスの研修をやるなかで、よく聞くのが「世間話が苦手だ」という現場の声。商談の場に流れる緊張感のなか、ついつい訪れる沈黙…。なんともいづらい感じですね。

そんなときに、うまくユーモアを活かすができれば、すごく良いと思いませんか?適切なユーモアは、コミュニケーションを円滑にする働きがあります。互いにリラックスして、話も進むかも。お客さんとの間の心理的な壁を取り払ってくれる効果も。

「お客さんにユーモアを言うだなんて、そんなリスキーなことはできない!」という声もよく聞きますが、いくつかポイントを押さえれば、かなり失敗なくユーモアを用いることが出来ます。

ビジネスに適したユーモアの切り口とは?

一概にユーモアと言っても、様々なタイプがあります。その1つのタイプが、『緊張の緩和』というもの。

昔聞いた落語の中で、故・桂枝雀氏が言っていたのが、「笑いとは緊張の緩和である」という一言でした。緊張した空気の中で、その緊張を解くようなことがあれば、それが『お箸がこけた』のですら、おかしい。

そこには、大きなパフォーマンスも必要なければ、「なるほど!」と手を打つような知的なネタも必要ないのです。もちろん、そういったパターンのユニークさも見せられれば、それにこしたことはありません。でも、仕掛けが大掛かりになればなるほど、笑いとしてスベる恐れが大きくなっていくことにご注意を!

『緊張の緩和』というユーモアスタイルのポイントと使用例はこちら

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