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嫌われないメール文章作法(2ページ目)

日々たくさんのメールを処理していると「こういう書き方は…」と眉をひそめる場合もあります。メール文章でトラブルを起こさないための第一歩をお伝えします。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

メールを長文で書くことのメリット

今あげた2つのトラブルは、両方ともメール本文が短すぎることから起こりやすくなっています。

たとえば「以下の件、了解です。」としか書かれていないメールは、どうしても素っ気無い感じがしてしまう。自分に対してケアされているような気がしないと思ってしまいます。

以前何かのテレビで、一般女性に対して「『この男は私に気があるな?』と思った瞬間はどんなの」という質問がなされていて、その答えのひとつに「携帯メールがスクロールしないと読みきれないとき」というのがありました。

つまり「私に気があるから、こんなに長いメールを送ってくるんでしょ」ということなのでしょう。

この例にあるように、ある程度長文のメールはそこに気持ちが乗っている証拠として捉えられやすいということ。感覚的にもうなずけるでしょう。

まずは質より量で

このように、とりあえずはメール文章の量を多くすることで、2つのトラブルが回避しやすくなります。

文章の質をよくする訓練ももちろん必要だし、やったほうが良いのですが、即効で上達するのは難しい。まずは、質より量の作戦がよいのではないでしょうか?

「この人のメールは無駄に長いな!」と思われない程度に、長文メールというのを使ってみましょう。


■関連サイト

コラム:『電子メールのスピード仕事術』

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