その3:ゲーム感覚でとらえてみる
コミュニケーションをひとつのゲームと捉えてみるのも、ひとつの手です。
どんなゲームも、あまりトントン拍子にうまく行き過ぎると面白くないもの。「手ごたえがない」という気持ちになってしまいます。
苦手な人の出現に対して、「面白くなってきたぞ。どう攻略してやろうか」とわくわくする気持ちが持てれば、嫌な気持ちにもならないはずです。
いつも仏頂面で愛想のないあの人。「この人をどうやって笑わせてやろうか?笑わせることができれば自分の勝ちだ」とゲーム感覚で楽しんでみてはいかが?
その4:「相手に変わって欲しい」から「自分がまず変わろう」の姿勢に
なにか嫌なことがあったときに、その責任をついつい外に求めがち。しかし、その解決策は外ではなく中にもあるものです。相手に代わって欲しいと思ったときには、まずは自分が同じようなことをしていないかを振り返りましょう。
「なんで、この人は自分のことばかり考えるのだろう?」そんな気持ちになったときに、逆にその相手に親切にしてあげると、急に相手の対応が変わった。そんな話は枚挙にいとまがありません。
その5:「これも社会だ」と割り切って考える
これだけやってもダメならば、割り切ってしまうのもひとつの方法。「まぁ、仕方がないよね。これも社会だ」と考える。
赤ちゃんが泣くことに腹を立てても、仕方ありません。赤ちゃんは泣くものなんです。同じように、苦手な人とのコミュニケーションがうまくいかないことでクヨクヨしても、また仕方がないことです。社会にはそういう側面もあるから。
『苦手な人を作らない5箇条』のまとめに
5つ挙げた方法はどれも、「ものごとをそのままで受け取らない」ということに集約されます。
出会ったことにそのまま反応するのは、少し子供っぽい。自分が相手よりも少しだけ大人になって対応してあげることで、コミュニケーションがうまくいくのならば、そうしてみても良いかもしれませんね。
それでストレスが減るだけでなく、まわりの人から「彼の対応は大人だ」なんて評判がおまけでついてくるかもしれませんよ。
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