接待時のビール銘柄あなたはどうする? |
日本は横のつながり、仲間意識の高い民族だとよくいわれます。その典型的な例として、系列企業という企業グループ意識というのがありますね。
例えば、企業の担当者を接待した際に、そのお相手が並んだビールな瓶を見るなり「うちは○○グループだから、△△ビールしか飲まないんですよ」と、少々不機嫌な顔をしました。仲間意識は内部の人間にとっては絆を固める重要な概念ですが、それを理解していない人間にとっては、トラブルの種になることもあります。
現在は企業合併などが相次ぎ、企業間の相関図を覚えるのも外部の人間にとっては大変です(グループ内部の人間にとっても?)。
でも、しっかりそれを覚えておくことで得られるメリットも多いのです。
決裁者ほど企業グループを気にする
そういったグループのつながりを理解することで、上記の宴会でのビール銘柄選びのようなトラブルを防ぐことができます。
接待だけでなくお中元やお歳暮などでも「今度訪問する○○社は、××グループだな。じゃあ、お歳暮であれを贈ったらマズイだろう」とタブーを犯さずにすみます。
グループ企業の製品しか使わないという考え方は、少しずつ過去のものになっているのかもしれません。
しかし、気にする人がいまだにいることは事実。気にする人ほど年配者である可能性も高く「年配者=決裁権限を持ったキーマン」に近いということも十分考えられます。
少しのケアで相手の気分を害せずにすむのならば、そのケアはやる価値があるでしょう。特に主要なところは一般常識として押さえておいたほうがよいので、参考ページをご紹介しておきます。