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営業マンが使うべき手帳とは?

営業マンは手帳ひとつで、大きく時間の使い方が変わってくると、私は考えています。では、具体的に営業マンがとるべき手帳術とは?数回にわけてご紹介しましょう。

西野 浩輝

執筆者:西野 浩輝

営業ノウハウガイド

営業マンはどんな手帳を使うべき

先日の日経ビジネスアソシエで4ページにわたり取り上げていただきました。テーマは『机いらずの仕事術』ということで、スキマ時間活用の方法について。

誌面では、『スキマ時間活用の達人』なんて書かれていますが、私の専門はそこではないので、あしからずです。あくまで、営業・プレゼンテーションの専門家として仕事させていただいていますので。

専門ではないとはいえ、スキマ時間活用については、かなりのノウハウを蓄積したのも確かです。研修講師をやっていると、それこそ日中はクライアント企業にずっといるわけです。そして、オフィスに戻れば、翌日以降の研修のための準備などが待っている。また、経営者としてのタスクもたくさん抱えている。そんな状態だからこそ、スキマ時間をうまく活用せざるを得なかったのです。

具体的なその内容については、誌面をご覧いただくとして(また、いつかコラムで触れるかもしれませんが)、そのなかで一番私が注力しているものについてのみ、ご紹介します。私にとって最も強力なツール、それは手帳です。この手帳の使い方ひとつで、時間の使い方が大きく変わってくると、私は考えています。

そこで、今回から数回にわたって、手帳についてお話しさせてください。とりあえず、今回は初歩の初歩、かたちについてです。

手帳のサイズはどれが良いか?

私がオススメしているのは、縦18cm×横10cmの6穴で薄型のもの。理由は『スーツの内ポケットに入るから』です。これは非常に重要!

アソシエの中でも、「一日10回以上は手帳をチェックする」といったことを述べました。これには、思い立ったときにスッと手帳が取り出せることが必須です。カバンの中にしまってしまうと、胸ポケットに入っているときに比べるとやはりタイムラグがある。ほんの少しだけめんどくさいんです。

電車のなかで、少しだけ時間ができたときに、手帳がカバンの中だと、「あ~、すぐ降りるし、またあとでいいや」となってしまいかねない。これで一回、手帳を見るチャンスを失ってしまいました。

この小さな一回が、つもり積もって大きな差になって返ってくるのです。ポイントは、『小さな心理抵抗』をそのまんまにしないこと。何についても同様にいえますが、すごく重要です。

では、薄型がいいのはなぜ? 続きはこちら

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