生産者視点VS購入者視点。プレゼンや企画で必要なのは? |
プロダクトアウトとマーケットイン
最初に若干お勉強的な話から入らせてください。プロダクトアウトとか、マーケットインという言葉は聞いたことありますか? 詳しくはこちらのページをご覧いただきたいのですが、ざっくりと説明するとこんな感じです。プロダクトアウト:
生産者視点。性能の良いものを提供しようという発想。典型的な言葉でいえば「これいいですよ!」
マーケットイン:
購入者視点。顧客の望むものを提供しようという発想。典型的な言葉でいえば「あなたの欲しいの何ですか?」
マーケティング思考とは、簡単にいうとプロダクトアウトでなく、マーケットインの発想で物事を考えられることを言います。この考え方が企画やプレゼンのときに出来ているかどうかが、プレゼン・企画の成否を大きく分けるんですよね。
持ち込み企画やプレゼンはプッシュ型の行為
企画を提案したり、プレゼンテーションするという行為は、基本的にプッシュ型の活動です。こちらが攻めていくもの。だから「こういうのどうですか?」的なプロダクトアウトのアプローチになってしまいがち。それは仕方がないことです。スタイルが押し売り的な形になるのは、ある程度やむを得ないにしても、その中身までが押し売りになるのは非常にマズいです。中身はマーケットインを強く意識しましょう。
マーケットインを強く意識した中身とは、一体どんなものか?その答えは次のページで。