ビデオを活用すれば、プレゼンはうまくなる
プレゼン上達にはビデオ撮影が最適です |
単刀直入に、解答からはいりましょう。そのセッションとは、ズバリ「ビデオ撮影&ビデオプレイバック」です。
自分のプレゼン風景をビデオで撮影されて、それを見ながら、よかった点・改善点のフィードバックを受けるというもの。経験者はわかると思いますが、結構なインパクトです。
すごく効果的なのですが、これをよく活用している人というのは非常に少ない。ほとんどの人は、ビデオを撮って見るのが効果的なことは知っていながら、それをしないんです。
なぜ、やらないのか? ズバリ言うと、自身のビデオを見せられるのがとてもツラいから。自分の悪いところばかりが見えてしまうので、逃げたくなるんですよね。たとえば「うわ~、なんか老けてみえる…」とか「すごい暗そう…。最悪やんか…」みたいな感じで。
正直に言うと、私も自分のビデオを見るのは嫌いです。できれば見たくないと思っている。ただ、そういう指導をする立場にいるので、嫌々ながらやってはいますけどね。
ツラさを乗り越えるかが、ひとつの分岐点
ここで「自分のビデオを見るのはツラいから、やっぱやめとこう」と逃げてしまうのは、すごくもったいない。よく「喉もと過ぎれば熱さ忘れる」というとおりで、ツラさは一瞬。でもそこからの学びは一生ものです。…といっても、気合だけでやるのは難しいと思います。なので、次のページでは、そのツラさを乗り越える方法をご紹介したいと思います。