ホームレス中学生読みましたか?
ホームレス中学生、あなたは読みましたか? |
若手人気お笑いコンビ「麒麟」の田村裕さんが、自らの幼い日々を綴った自叙伝が大人気です。すでに175万部を越え、まだまだその勢いが止まる兆しはありません。映画化やドラマ化の話も出ているということですので、これから先も色々なメディアで「ホームレス中学生」という言葉をきく機会は増えるかもしれませんね。
私も一ヶ月ほど前に読みましたが、かなり当たりの一冊だと思いました。今年読んだ本の中で、確実にトップ5に入る太鼓判つきの一冊です。
田村裕さんと言えば、俗にいう「麒麟のしっかりしてなさそうな方」(笑)彼らの漫才のイメージは私なりに解釈すれば、こんな感じ。ボケ担当の川島さんはトークも熟達していて、田村さんをうまいことイジる。それに対する田村さんの返しが妙に必死で、笑えてしまう。
そうした芸風のせいか「あの田村裕に、そんな面白い本が書けるのか?」という思いがよぎるかもしれません。少なくとも、私はそんな風に感じながら、この本を手に取りました。
それで、実際読んでみてどうだったかというと、前述のとおり。寝る間を惜しむ勢いで、一晩で読みきってしまいました。一体、この本の何がここまで読み手をひき付けるのか?何が175万部という偉業に結びつくのか?このあたりについて、コメントしたいと思います。
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