あなたは部下をほめていますか? 部下を「ほめる」ためには何が必要なのか? 「ほめる」だけでなく「認める」ためには? 「ほめる」「認める」コツをお伝えします。
《CONTENTS》●部下をほめていますか?(1P目)●部下ではなく、自分を変える(1P目)●目に見えないものに目を向ける(2P目)●「ほめる」から「認める」へ(2P目)
部下をほめていますか?
ほめることは気持ちいい?! |
「私の部下は自分勝手なんですよ」
「プロジェクトメンバーの一人が細かいことにうるさくて」
マネジャー研修では、参加者の部下やチームメンバーへの不満をよく聞かされます。あなたにも、困った部下やメンバー、さらには同僚、上司がいませんか?
ところで一つ質問です。あなたはそんな困った部下・メンバー・同僚・上司をほめたことがありますか?
おそらく、ほめたことはほとんどないでしょう。それでは、もしほめるとしたら、何をほめますか?
「えー。そう言われてもないですよ……」。そんな人は、3分でも時間を取って、ほめる点を書き出してみてください。
部下ではなく、自分を変える
どうですか? 一つぐらい、ほめられることがあったのではないでしょうか?
もし思い浮かばなければ、これから1週間、「ほめられるところはどこだろう?」という問いを持ちながら、相手をよく観察してみてください。きっといろいろな発見があるはずです。
そして、だまされたと思って、実際に相手をほめてみてください。「何をいまさら」と恥ずかしがらず、とにかくほめてみましょう。
「他人と過去は変えられない。でも、自分と未来は変えられる」
まずは、はじめの第一歩として、これからのあなた自身を変えるところから始めてみましょう。
「ほめる」というのは相手を「認める」入り口に過ぎません。
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