キャリアプラン/キャリアアップの方法

スキマ時間を有効活用した能力開発(2ページ目)

キャリアを開発するためには能力を開発することが前提です。巷では、ワークライフバランスが叫ばれていますが、その実現には、いかに残業を少なくするかに尽きます。それには隙間時間の有効活用が鍵となります。

藤田 聰

執筆者:藤田 聰

キャリアプラン・リーダーシップガイド

3.対話による納得目標の成功確率は

対話なくして納得は得られない、今こそ対話を!
目標には2つあり、強制目標と納得目標があります。強制目標とはあくまでも上から降ってきたものです。「とにかくやれ!」というものです。強制目標と納得目標を比較すると、納得目標の方が3倍程度成功確率が高くなるという分析データがあります。

納得目標はあくまでも内発的なものです。では、納得は何から得られるか? ということですが、それは対話から生まれるのです。

ここ数年、管理職を対象にしたコーチングが企業内でも導入されています。コーチングはまさしく上司と部下が対話を通じて納得目標を決め、そこに辿り着くためのサポートを上司がコミュニケーションを通じて、行うという手法です。

イメージトレーニングもこれに類するでしょう。努力すれば何とか手に届くという、ストレッチしたゴールを設定することが重要です。このゴールの設定により、アクションプランは大きく変わります。

今号はまさに隙間時間を利用した、限られた時間内での執筆作業です。気がつくと、あと残り時間は5分48秒です。このような不自由な状態の中に身を置き続けるという行動習慣は、結果として能力開発において有効なものと実感しています。

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