キャリアを開発するためには、いかに有効に時間を使うかが鍵となります。今月は一日単位での時間術を3回に分けて、お話したいと思います。梅雨も明け、いよいよ夏本番!兎角、生活のリズムが狂いがちなこの季節。きちんとした生活習慣が求められます。出社前、昼食時、退社後に分けて、今月は進めていきます。今回は出社前の行動習慣です。

1.朝は、何時に起きますか?

朝早く起きることは、”先んずれば人を制す”ということ!
皆さんは普段何時に起きていますか?出社時刻から前倒しで起きる時間を決めている方が圧倒的に多いことでしょう。そうであれば、出社時刻の設定を決めることが鍵となるはずです。

”同じことを行えば、同じ結果に終わる”ということは周知の事実ですが、人と違う結果が欲しければ、まずは人とは違う行動習慣を身につけなければなりません。

前にもお伝えしたとおり、「ずらし」の効果を活用する手はありません。例えば、始業時間の9時に合わせている方は1時間ずらし、8時出社を心掛けてはいかがでしょうか?

1時間前倒しすることにより、

・電車のラッシュアワーを回避でき、通勤が読書や情報収集の場となる。
・混雑が避けられ、無駄な体力の消耗や気疲れが無くなる。
・出社後、当日の作業計画の確認や資料の作成等に没頭することができる。
・上司などから、仕事に対する姿勢の変化に対する相応の評価が得られる。

など、様々な効用があります。

■明日からできるお薦めの行動習慣1
朝、1時間早く起きよう!

2.移動時間を有効活用せよ!-新書を読むという習慣-

できるビジネスパーソンとダメなビジネスパーソンの違いは? 一言でいうと、時間の使い方なのです。背景には、自分のキャリアビジョン、短期(1~3年後の未来像)と中長期の人生目標(5~10年後の未来像)が明確になっているかどうかに尽きます。

早起きするなどして、時間をずらすことが出来れば、あとはいかにその時間を有効に利用するかでしょう。「隙間時間」とも言える通勤時間を往復で考えれば、1日1~2時間の時間となり、1年単位で300~600時間、10年単位では3000~6000時間となります。

新聞や読書、英会話のCDを聞くなど、自分なりに行動習慣化すれば良いのですが、新書を読むという習慣をお薦めしたいと思います。

その理由として、

・新書は時代性を反映されたものが多く、このところのベストセラーは圧倒的に新書が多い。(2006年度の年間ベストセラー藤原正彦著「国家の品格」など)
・手軽に読める内容であり、通勤時間だけでも1週間に1冊は読め、年間で50冊の読破が可能。
・本自体がハンディータイプなので、電車内でも迷惑が掛からない。

以上の3点に集約できるでしょう。

■明日からできるお薦めの行動習慣2
通勤時、新書を1週間で1冊読もう!


次のページでは、移動時を活用した健康・体力強化法についてご説明します。