40代は企業のビジョンと、自分のキャリアアップの方向性を一致させたキャリアプランづくりが求められます。そのためには、市場(オープンマーケット)での客観的な価値による現状把握、社内でのポジションの再認識、企業のビジョンと個人のキャリアプランのすり合わせ、専門分野での技術の完成が必要な年代です。

成功するキャリアプランとは

40代は人生の折り返し地点が過ぎたところ。後半戦のキャリアプランが重要となる
40代は、ちょうど人生の折り返し地点が過ぎた頃。会社に入り気がつくと早20年。残りの20年をどう過ごすかを考える時期に入ります。

男性の場合は厄年があり、体調などの変化が現れるころですね。言わば、「人生の踊り場」のような時期で、将来への漠然とした不安感を抱くことから、「キャリアの危機」と呼ばれています。既婚女性の場合は子供を含めた家族との関係が徐々に変わる頃。子育てが一段落し、仕事や趣味などに時間を費やすことができるようになります。未婚女性の場合、男性と同様、将来への不安を抱える人も多いものです。さらに、40代は親の介護問題が出てくる時期です。

では、今後20年のキャリアを自分らしく生き生きとさせる5つのステップを紹介します。

40代までの棚卸しをする

最初に、過去から現在までの棚卸しをします。自分の価値観を明確化する作業。あなたの現在の価値観や仕事観は、これまでの出会いや出来事から形成されています。幼少期、学生時代、社会人前期(20代後半まで)、社会人中期(30代前半まで)、社会人後期(30代後半から現在まで)と分け、それぞれの時期での印象的な出会いや出来事、成功体験や失敗体験などをコーヒーでも飲みながらゆっくり振り返ってみましょう。

小さな成功体験の積み重ねが自己信頼感を形成し、少々の困難にぶつかっても何とか乗り越えてきたことに気づきます。失敗体験したことで学びがあれば、それを節目にどんな新しい行動習慣を身についたかを具体的にします。そうすると、現在の価値観を客観化でき、未来へのアクションプランを策定する準備ができます。