キャリアプラン/キャリアプラン事例

サイバーエージェント美人広報の素顔

話題の男サイバーエージェントの藤田普社長、彼の元で広報を担当する上村嗣美さんに、広報になるまでのキャリアやオフのリフレッシュ方法について聞いた。

執筆者:角田 正隆


広報担当 上村 嗣美(うえむら・つぐみ)さん
サイバーエージェント 社長室 広報・IRグループ 広報担当 上村 嗣美(うえむら・つぐみ)さん 2000年4月同社入社。入社当初は主に経理(兼広報)を担当。半年後、藤田社長の秘書(兼広報)に、2005年4月から広報専任。 
最近、若い女性を中心に「広報・PR関連」が、人気No.1の仕事なのだという。おそらく、ライブドア広報・乙部綾子さんの活躍もあってのことだろうが、確かに広報は華やかなイベントに出る機会も多く、多くの人が憧れるのも納得できる。

そこで、私もよくお世話になっている、広報の仕事について再び取り上げてみようと思う。話を伺ったのは、ライブドアと同じインターネット業界の急成長企業「サイバーエージェント」の広報・上村 嗣美(うえむら・つぐみ)さん。同じ業種でも会社が置かれた状況によって、広報担当者の業務にも違いがあること、またその共通点について知って頂きたい。

「広報をやりたい」という強い希望を持ち続け、入社5年目にして念願の広報担当者のポジションをつかんだ上村さんのキャリアから、広報担当者の仕事に迫る。

最初は経理が95%



―――まずは上村さんのキャリアについて教えてください。
上村:私は2000年4月、当社が東証マザーズに上場した直後に新卒で入社しました。入社当初から広報・IR担当を希望していましたが、「まずは会社全体のことや財務を学んだ方がよいのでは?」というアドバイスを受け、広報兼経理担当として配属されました。でも実際は経理業務が忙しくて、経理業務が95%ぐらいを占めていました(笑)。

入社半年が経ち、ようやく経理業務に慣れてきた頃、藤田(社長)から「あなたは秘書に向いていると思う。社長秘書にならないか?」と言われました。一瞬、とまどいましたが、会社の社長が「向いている」というのですから、自分の能力を試したいと思う気持ちもあって、今度は広報兼秘書になりました(笑)。当時、広報業務はアシスタント程度で、ときどき取材に同席する程度でした。


>新卒入社からわずか半年で上場企業の社長秘書!

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