キャリアプラン/キャリアアップの方法

20代でヘッドハンターになるキャリア(8ページ目)

あまり馴染みのない職業「ヘッドハンター」。そうそう簡単になれる仕事ではない。備海宏則氏はなぜ20代で、この仕事で活躍し、独立を果たしたのか?

執筆者:角田 正隆

仕事のポリシー

個人と企業をイキイキさせたい!
―――備海さんの「仕事のポリシー」を教えてください。

備海:「業界の常識にしばられないこと」ですね。つまり、候補者の年収や経験に捉われず、意識の高いビジネスパーソンと真剣に向き合いながら仕事をすること。業界の常識としては、ある程度セオリーがあるのですが、それに縛られていると、結果的に本質を見失ってしまうと思うんです。

―――これからどんな事業にチャレンジしたいですか?

備海:クライアントに対してはヘッドハンティング以外にも、採用アウトソーシングなど、企業のヒューマン・リソースに関する本質的な課題に柔軟に対応する方針です。

個人に対しては「エージェント機能」だけを単独で提供できないかと考えています。あるエージェント経由で転職が決まったとしても、そのエージェントが転職先企業に対して強い交渉力を持っているとは限りません。

そこで私どもが個人の純粋なエージェントとして、年収や他の条件面の交渉をすることも可能ではないでしょうか。

―――キャリアエピソードを、どんな会社にしてゆきたいとお考えですか?

備海:量的な拡大よりも、徹底的に「質」を高めて、お客様に満足していただける会社を目指します。その結果、個人と企業がイキイキとすれば、これ以上の幸せはありません。

―――ありがとうございました。新会社のご成功をお祈りいたします。


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 ・4月7日   [前編]変化対応型キャリア
 ・4月12日   ヘッドハンターのキャリア
 ・4月21日   [後編]キャリアリテラシーを身に付けろ!

関連リンク
 ・ヘッドハンターに聞く!備海宏則さん [前編] 売れる人材への「ABC戦略」[All About 『キャリアプランニング』]
 ・ヘッドハンターに聞く!備海宏則さん [後編] 30代の決断、30代のヤマ場[All About 『キャリアプランニング』]
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