マンションの売却/マンション買い替えの費用

買い替えで快適セカンドライフ(2ページ目)

8割近くは持ち家を取得している団塊世代。夫婦二人の快適なセカンドライフのためには、買い替えも視野に入れたいところです。今回は買い替えの全体的な流れについて解説します。

千葉 由里

執筆者:千葉 由里

マンションの買い替え・売却ガイド

ステップ2:査定の依頼をしてみよう

自分の家は一体いくら?まずは情報誌やネットを参考に下調べしておきましょう。
売却に関してはここからが本題。一体、いくらで家が売れそうなのかが分かれば、買い替え先の価格を含めた全体の予算が見えてきます。はたして買い替えできるのか? ちょっとドキドキ、ワクワク……ですね。

買い替えでもっとも気になるのは、やっぱり「現在の家がいくらで売れるのか」ということ。実際の金額は不動産会社に査定してもらいますが、最近ではインターネットの普及により、多彩な情報を手に入れることが可能です。安全に見た売却価格のメドをつけておきましょう。下調べをしておくと、そのあとの動きがスムーズになります。

さらに、買い替え先の新しい家についても、インターネットや住宅情報誌で調べることが可能。希望のエリアで条件を満たす家は大体いくらくらいか、相場をつかみ、売却価格と購入価格のメドが立てば大体の資金計画が立てられます。

査定は複数の会社に依頼してみよう!

査定もネットでカンタンにできます
インターネットを使って自分で調べることは、もうひとつ大切な意味を持ってきます。それは査定を依頼する不動産会社を選ぶための判断材料になるからです。最近の不動産会社のホームページはかなり充実しています。販売中の中古物件情報はもちろんですが、買い替えのためのバックアップシステムの説明から営業所単位のスタッフ紹介まで、情報量は多いので、上手に活用して、査定を依頼する会社を選びたいところです。ちなみに「査定」とは、不動産会社が現在の市況と照らし合わせ、過去の成約事例など多彩なデータをもとに「売れる価格」を割り出すことです。

具体的にホームページを見て、買い替え計画に対して積極的な提案かどうか、情報が見やすく整理されているかなどをチェックしてみるといいでしょう。ちなみに、査定は複数の会社に依頼しましょう。査定の材料などは不動産会社によって少しずつ異なります。査定価格に極端な差がつくことは考えにくいのですが、それでも多少のブレはあるはずです。より正確に“いくらで売れるか”を知るには、複数の会社に査定してもらったほうが安全です。今はネットで10社に一括して査定以来を行うことも可能です。是非活用してみましょう。

但し、一番大事なのは、査定だけを鵜呑みにせず、先にも述べたように自分でもネットや情報誌で近隣の売り出し状況や相場などをきちんと調べてみることです。ざっくりとした自分の中の相場観を持って、査定に臨みましょう。

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