注文住宅/家づくりの流れ・基礎知識

第14回 欠陥住宅を見極めるポイント(2ページ目)

最近欠陥住宅という言葉があちこちで聞かれます。住宅に欠陥は禁句ですが、家も生き物で、様々な不具合が出てきます。見分け方を知り、原因をつきとめることによって、住まいの不安を解消させましょう。

佐川 旭

執筆者:佐川 旭

家を建てるガイド

ガイド・佐川の一言アドバイス!
 

疑問、不安を感じたら、すぐに質問する!


欠陥現象で一番恐いのは、不同沈下と構造部の施工不良です。後から直すことができないからです。これ以外の原因で不具合が見つかった場合は後からでも直すことができます。したがって構造部分(基礎~骨組み)には十分な配慮が必要です。

昨今の家づくりは部材や部品が多くなり、プロの職人さんというより熟練工が多くなってきた様に感じます。この状況は、施工不良や次の職人さんへの配慮不足などを生じさせ、不具合を起こす一要因となっていると思います。

現場で不安を感じたら、まず質問しましょう。そして現場責任者の経験や知識なども機会があれば聞いてみるのもよいでしょう。欠陥住宅は裁判になるケースもあります。疑問を感じたら、早め早めの相談を心掛けてください。


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