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木造住宅・木の家/木を活かした空間づくり

住友林業の「360°TRIPLE断熱」で、快適・健康・経済的な暮らしを実現!

家で過ごすときの快適さを求めるなら、絶対に外せないのが断熱性能。ただ壁や床に断熱材を入れるだけでなく、家全体をすっぽりと包むような3つの工夫で抜群の心地よさを実現する、住友林業ならではの『360°TRIPLE断熱』をご紹介します。

提供:住友林業
若狭 悦哉

執筆者:若狭 悦哉

木造住宅・木の家ガイド

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『360°TRIPLE 断熱』で、住まいをいつも快適に

住友林業

ここ数年、住宅を希望するお客様から「断熱性能」へのご質問が増え、非常に関心が高い項目となっています。住宅事業本部 技術商品開発部 渡辺 康徳(ワタナベ ヤスノリ)が、住宅の断熱について詳しくご紹介します。
 
渡辺「2025年4月から、すべての新築住宅に省エネ基準への適合が義務化されるなど、国も断熱性能のアップに力を入れています。断熱性の高い家に暮らして、まず感じるのは“夏涼しく冬暖かい”こと。ほかにも、こんなメリットが生まれます」

■家族の健康を守る。
■冷暖房など、光熱費の負担を削減。
■結露しにくく、家が傷みにくい。

 
断熱性の低い部屋で過ごしていると、健康面では健康診断結果に大きな差が出るということが国土交通省から公表されています。断熱性を上げると、冬に心配なヒートショックや、高血圧・喘息・熱中症などの予防にも。また、光熱費の節約や家の資産価値が守れるといった、経済面でのメリットも見逃せません。
 
渡辺「住友林業の家では、『360°TRIPLE断熱』をご用意しています。その名の通り、断熱材、構造材、窓という3つのポイントで、家を360°しっかり包んで快適さを実現するものです」

住友林業

渡辺「断熱性をアップするというと、壁や床の断熱材をイメージする方が多いのではないでしょうか。断熱材だけではなく、家全体の断熱性能を高めないと、弱点が生まれて熱が逃げてしまいます。断熱材、構造材、窓の3つとも断熱性能が高いものにすることがとても大切なのです」

(1)断熱材は「素材」「密度」「厚み」がポイント

では、大切なポイントをそれぞれ見ていきましょう。ひとつめは高性能な「断熱材」です。
 
渡辺「住友林業では、断熱材にグラスウールを使用しています。グラスウールは経年劣化しにくく、耐久性が高い素材で、断熱性のほか、火に強い、シロアリの食害を受けにくいなどの特長があります。

住宅で使用される一般的なグラスウールが10Kや16Kという密度[kg/m3]なのに対し、住友林業はわずかしか使用されていない最高ランクの高性能品24Kを採用しています。繊維が細かい高性能品を高密度にすることで、中に含まれた空気が動きにくくなり断熱性能が高くなります」

住友林業

高性能品24Kのグラスウールは、例えるなら羽毛たっぷりのダウンジャケットのようなもの。フェザーのジャケットを着たときの暖かさの違いをイメージするとわかりやすいでしょう。
 
渡辺「住友林業の断熱材は、天井210mm、壁105mm、床100mmと十分な厚みがあります。旧省エネ基準と比べると、壁で5倍、天井で7倍もの厚みになっています。

また、グラスウールを成形する際の結合剤は、石油由来ではなく植物由来のものを使用しており、住む人にも環境にも優しい素材です」

住友林業

(2)木の構造は、空気を含んで暖かさをキープ

2つ目は、住友林業の顔とも言える「木」。木は非常に優れた断熱性を持った構造材であり、木の家そのものが涼しさや暖かさを保つ秘訣になっています。
 
渡辺「重要なのは、空気が動かないこと。空気は熱を伝えにくい性質があり、構造体の中の空気層が断熱の決め手です。下の画像を見ると、木はストローを重ねたような形状をしているのがわかります。この中に空気をためることで熱が伝わりにくく、高い断熱性能を発揮してくれます」

住友林業

例えばフライパンは、持ち手の部分が木製になっています。食材を焼く金属部分は非常に熱くなりますが、木は熱が伝わりにくく、しっかりと手で持つことができます。
 
渡辺「寒冷地の別荘などで、よくログハウスを見かけますね。木はコンクリートに比べて約13倍、鉄と比べて約440倍の断熱性があり、構造材が断熱材を兼ねているため、外気や地面の温度が低くても快適に過ごせます」

住友林業

(3)大きな窓でも冬は暖かく、夏は涼しい

3つ目の「窓」は、建物の中で熱が逃げやすい最大の弱点となる部分です。
 
渡辺「窓ガラスは、一枚ガラス、複層ガラス、Low-E複層ガラス、アルゴンガス入りLow-E複層ガラスの順で断熱性能が高くなります。住友林業では空気に比べて約1.5倍の断熱性があるアルゴンガスを封入したLow-E複層ガラスを採用しています。外気温0℃・室温20℃のときの計算では、室内のガラス面は17℃となり、寒い冬でも室内の暖かさをキープできます。

断熱の弱点となってしまうため、窓を小さくしているプランも見かけます。住友林業の家は大きな窓でありながら冬は暖かく、夏は太陽の熱(日射熱)を遮り室内を涼しく保ってくれます」

住友林業

次のページでは、施工による断熱効果の違いについてご紹介します >>
 

<関連リンク>
「360°TRIPLE断熱」について詳しく知りたい >>

「360°TRIPLE断熱」のWEBカタログを見る >>

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2024/12/11 更新
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