今月2日、06年度のグッドデザイン賞が発表された。首都圏の分譲マンションは、井の頭公園パークハウス吉祥寺南町(三菱地所)、目白ガーデンヒルズ(住友不動産)、プラウドシティ大泉学園(野村不動産)などおよそ10件が受賞。

グッドデザイン賞とは?

50周年を迎えたグッドデザイン賞
今年で50周年を迎えたグッドデザイン賞。そもそもこの賞はどういう目的で設けられたのか。

オフィシャルサイトによれば、「わが国で唯一の総合的デザイン評価・推奨の仕組みです。『デザインが優れたものごと』を選び、生活者や産業などに働きかけ、私たちの社会をより豊かな方向へ導いていこうとする活動を50年にわたり続けてきました……」とあり、「単に美しさを競うデザインコンペではなく、生活をより豊かにするための活動」と謳っている。

分譲マンションの受賞作

開放感と可変性が評価され02年に受賞した「芝パークタワー」(三井不動産)
50年の歴史の中で、実に30,000点以上もの商品やサービスなどが受賞されているそうだが、分譲マンションがその対象になったのは、つい最近のこと。

分譲マンション受賞の第1号は、00年度の「麻布霞町パークマンション」と「センチュリーパークタワー」(ともに三井不動産)。以来、三井不動産は7年間連続でグッドデザイン賞を獲得。今年は「パークタワー品川ベイワード」が受賞した。

このグッドデザイン賞を獲得する動きは、いまではすっかり業界に広がり、毎年数社ものデベロッパーが競い合っている。


都市も受賞、家選びのキーワードが

都市という大きなスケールで街並みが受賞するのは初めてのことらしい
そんな中、今回注目したい受賞作は「横浜市の一連の都市デザイン」(横浜市)である。

受賞概要には、「『他の都市とは異なる横浜独自の魅力ある都市空間の形成』を目標とし、7つの視点をもって、さまざまな街づくり事業の企画・調整、公共施設のデザイン調整などを行っている」とある。

とかく、欧米に比べ都市景観に秩序が無い、と言われてきた日本。1971年から始まったこの横浜市の取り組みは今後も注目していきたいところだが、この横浜市の都市形成にこそ、住まい選びのヒントが隠されている。

7つの視点に街選びのヒントが!