超低金利時代に有効な手段は?
毎月の返済額を抑えることが最良とは限らない |
もちろん自己資金は要素のひとつにすぎない。本業の安定度や将来の見込み、または浪費癖はないかなどトータル的な判断が必要だ。しかし自己資金に余裕があることは何より強みになる。ある程度リスクを選択することが可能になるし、その幅によってリターンを期待する手法を選ぶこともできる。つまり自己資金が多いほど、資金の借入れと運用のバリエーションは間違いなく増えるはず。
とくに現在は超がつく低金利時代。今後の見込みとしても短期で急激な上昇は予測しにくい。そんな状況とあっては信用枠をできるだけ活用するという選択肢も考えられるし、あるいは自己資金の一部を主な収入源をさらに増やすための投資にまわすことが、実はローンの完済を早める近道かもしれない。
あくまで自己責任の原則を忘れないこと
金融商品の特長や将来を見据えた長期的な運用は、素人が簡単にわかるものではなく、かといってすべてFPに一任すればいいものでもない。プロのアドバイスに耳を傾けながらも、最終的には当然自己責任で判断しなければならない。その原則さえ理解できていれば、多少の手間とコストをかけても自分にあった情報を集めることで、思いもよらなかった資金の活用法が発見できたりするのではないかと思う。
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