ホテルで使える英語フレーズ!フロントに用事を頼む時はなんと言う?
海外旅行時に電気がつかないなどの時の英語表現
フロントに電話をしたら英語でこう言おう! Could you~
海外のホテルでは、照明がすべてスタンド式で、天井にライトがないこともあります
Hello. This is room 1203.
(ヘロウ。ディスィズルームトェルヴオウスリー/こんにちは。こちらは1203号室です)
英語では4ケタの数字は12(トゥエルヴ)/ 03(オウスリー)のように2ケタずつ区切って言うことが多いのですが、1ケタずつ「ワントゥーゼロスリー」のように言ってもいいし、「ワンサウザントゥーハンドレドスリー」でもかまいません。
次に、何かのやり方を教えてほしい、ということを伝えましょう。ポイントは、Could you tell me ~?という丁寧な依頼の表現です。
Could you tell me how to control the air-conditoner?
(クドゥユーテルミハウトゥカントロウルジエアカンディシャナー/エアコンをどうやって調整すればいいか、教えていただけませんか)
Could you tell me how to use the Internet?
(クドューテルミハウトゥユージインターネト/インターネットはどうやって使えばいいか、教えていただけませんか)
インターネットは、Wi-Fi(ワイファイ。無線LAN)が使えるところと、部屋にLAN cable(LANケーブル)が設置されているところとがあります。Wi-Fiにはアクセスのためのパスワードが設定されていることがあるので、利用したいときはDo you have a password for the Wi-Fi?(Wi-Fiのパスワードはありますか)と聞いてみましょう。
フロントでは、口頭で説明してくれることもあれば、例えばこんなふうに対応することもあります。
We'll send someone to your room.
(ウィルセンサムワントゥユアルーム/部屋に人を送ります)
こう言われたら、Thank you.と言って係の人が到着するのを待ちましょう。例え英語がよくわからなくても、目の前で説明してくれると、何となく理解できたりするものです。
「電気がつかない」「壊れている」「もっと欲しい」の英語表現・例文
アメニティやトイレットペーパーも足りなくなりがちなものの一つ
やるべきことを全部やってもダメなようだったら、フロントに電話してこのように伝えます。
The light in the room doesn't work.
(ザライティンザルームダズンワーク/部屋の電気がつかないんです)
このdoesn't workは機械仕掛けのものが動かないときに使える表現で、The hair drier doesn't work.(ドライヤーが動かないんです)、The TV doesn't work.(テレビがつかないんです)など、いろいろなものに使えます。
なお、~ is brokenと言ってしまうと、調子が悪いのではなく、まったく使えない状態になっているかのように聞こえるので、ひとまずdoesn't workと言っておくのが無難です。
その後、「直してください」または「代わりのものを持ってきてください」と頼むには、例えばこんな風に言います。
Could you please fix it?
(クドュープリーズフィクスィト/直していただけませんか?)
Could you bring a new one?
(クドューブリンガニューワン/新しいのを持ってきていただけませんか?)
中には、部屋にある備品が足らない、もしくは余分に持ってきてほしいということもありますよね。そんなときは、こんな風に頼みます。
We don't have enough towels. Could you bring a hand towel?
(ウィドンハヴイナフタウアルズ。クドューブリンガハンタウアル/タオルが足りません。ハンドタオルを持ってきていただけませんか?)
Could we have some more shampoo?
(クドウィハヴサモアシャンプー/シャンプーをもう少しもらえませんか?)
Could you bring ~?は「~を持ってきてください」という一種の指示であるのに対し、Could we have ~?は「~をいただきたいのですが」という、丁寧な依頼になります。なお、ホテルのタオルは大きめのbath towel、中くらいのhand towel、手を拭くための小さいwashclothと3種類あるのが一般的。
さて、「持ってきてください」と言っているからには、相手はたいてい、「すぐに行きます」と答えるはずですよね。英語ではそんなとき、こう言います。
Right away.
(ライタウェイ/ただいま<うかがいます>)
もしくは、「切らしています」といった答えが返ってくる可能性もありますが、これがその表現です。
Sorry. We ran out of it.
(ソウリー。ウィラナウトヴィト/すみません、ただいま切らしております)
ホテルの人が使う言葉はたいてい決まったものなので、最初は聞き慣れないと思っても、一度覚えてしまえばもう大丈夫。次回の旅行では、ぜひフロントへの電話にチャレンジしてみましょう!
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