若い女性にも起きる、びまん性脱毛症

閉経後に加速するびまん性脱毛症ですが、20代~30代の若い女性にも起きるケースがあります。生活習慣が大きく関係しています。主な原因を挙げてみましょう。

■過度なダイエット
通勤時に階段を使うなど、ちょっとした工夫で運動不足を解消しましょう

通勤時に階段を使うなど、ちょっとした工夫で運動不足を解消しましょう

毛髪の主成分は、ケラチンというタンパク質。丈夫な毛髪にするためには、タンパク質の摂取が重要です。しかし、単品ダイエットや極端な食事制限などで栄養不足になった場合、健康を維持するために重要な臓器から栄養が使われるため、さほど重要ではない頭皮や毛母細胞に栄養が行き渡らなくなります。そのため、成長期の毛髪がその状態を維持できなくなり、休止期の毛髪が増えて抜け落ち、全体的に薄毛になってしまいます。

バランスの良い食事を摂り、適度な運動を取り入れた、健康的なダイエットを心がけましょう。
【参考記事】
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■血行不良
ストレスも血行不良の原因に! ストレスをため込まないように

ストレスも血行不良の原因に! ストレスをため込まないように

頭皮が血行不良になると、毛母細胞に栄養が届かないだけでなく、老廃物もたまってしまいます。毛母細胞が弱ると髪がやせ細り、全体的にボリュームダウンします。血行不良の原因は、ストレスや喫煙、運動不足、夜更かしなどが挙げられます。原因を付きとめて、解消してあげましょう。

1日1回、頭皮を動かすマッサージや顔ヨガを行い、頭皮の血行を促進することをおすすめします。毛母細胞が栄養不足で完全に働きを失ってしまうと、新しい毛髪が生まれなくなり、ずっと薄毛の状態が続いてしまうことになります。早めに対処しましょう。プロの手による頭皮ケア・頭皮マッサージを受けるのもよいと思います。
【参考記事】
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■ピルの服用
ピルなどの経口避妊薬(女性ホルモン剤)は、服用することで身体が妊娠している状態になります。ピルの服用をやめた後は、女性ホルモン(プロゲステロンとエストロゲン)のバランスが乱れ、出産後と同じように抜け毛の症状が出る場合があります。ただ、これは一時的なもので、半年~1年くらいで抜け毛は解消しますので、さほど心配する必要はないでしょう。
【参考記事】
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■過度なヘアケア
シャンプーは1日1回。髪よりも頭皮を洗うように心がけて

シャンプーは1日1回。髪よりも頭皮を洗うように心がけて

1日に2回以上シャンプーしたり、ドライヤーやコテの熱を長時間髪にあてたり、パーマやカラーリングを同時に行ったり……過度なヘアケアは、髪がやせる原因になります。髪がやせると全体的に薄くなってしまいます。

また、シャンプーやトリートメント、ムースなどのヘアケア剤が頭皮に残ってしまうことで、頭皮に刺激を与えたり、毛穴がつまったりして、炎症を引き起こす原因に。やがては、抜け毛・薄毛へとつながっていきます。頭皮が不健康な状態では、健康な髪は生まれません。

過度なヘアケアは避け、髪よりも頭皮をしっかり洗うように心がけましょう。月に1回程度、サロンなどで頭皮の徹底洗浄をしてもらうと、健康で美しい頭皮を維持できるでしょう。健康な髪は、健康な頭皮から生まれます。
【参考記事】
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薄毛の始まりを見極め、早めに対処することで、その進行を食い止められるでしょう。

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