世界のおうちご飯/メキシコ・南米のレシピ

【レシピ】 メキシコ料理:トマトとトルティージャのスープ(2ページ目)

トマトはメキシコが発祥地。メキシコ家庭で教わった、アッと驚くトマト活用術をご紹介。

佐藤 わか子

執筆者:佐藤 わか子

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◆ 作り方 ◆
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〔1〕トルティージャは1/2にカットした後、さらに1cm幅に切る。高温に熱した油で、途中かき混ぜながら香ばしい色になるまで揚げる。
かき混ぜながら揚げることで、カリッと軽い食感に仕上がります。

〔2〕トマトは両端をカットし、玉ねぎとともにザク切りにする。
トマト、玉ねぎ、にんにくをミキサーにかけ、ザルで濾す。最後押しながら汁気を絞る。

〔3〕鍋に〔2〕、水、牛スープの素を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にし、アクをとりながら軽く煮て火を消す。

〔4〕器に〔1〕の揚げたトルティージャを入れ、〔2〕のトマトスープをかけ、お好みの具を入れて温かいうちにいただく。



◆ 食べ方 ◆
お好みのチーズ(教えていただいた家庭では、スペイン産の羊乳から作った「マンチェゴ」チーズを使っていました)、サワークリーム、甘みのある大きな唐辛子(チレ・パシージャ…下記参照)、
チチャロン(豚の皮を揚げたもの)、ライムなどお好みの具を加えていただきます。

*メキシコ産唐辛子・・・チレ・パシージャ( Chile Pasilla )



唐辛子は南米大陸の中央アンデスが原産地。メキシコには、唐辛子が約140種類もあるといわれています。
大きさ、色、形はもとより、辛味や香り、苦味もさまざま。一般的には、大きなものほど辛みは弱いようです。
今回使った唐辛子は、長さ15cm~20cm、直径3cmほどの乾燥したタイプ。
薄く油をひいたフライパンでじっくり焼き、中がプクッと膨らんだら冷まして種をとり、カットして使います。(写真右)
チレ・パシージャは、甘みがあるとても香りの強い唐辛子です。

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