至極の蕎麦掻き
・留椀
![]() |
蕎麦掻きの白味噌椀 |
![]() |
松葉の器も見事。蓋の裏には二羽の鶴。 |
高級食材なんて使わなくても、卓越した調理技術と、厳選された素材さえあれば、これだけ完成度の高い逸品が作り出せるのだということを、改めて教えてくれる、料理人魂を感じさせる珠玉の仕上がりでしたね。
・土鍋御飯と香の物
![]() |
蟹御飯 |
![]() |
器も骨董を多用されていて、お店の雰囲気と同じく「ほんまもん」です。 |
・甘味
![]() |
![]() |
甘皮(蕎麦)の黄粉餅 | 小豆と百合根 |
もう一つは、「百合根」に乗せられた「小豆」。大粒の小豆と百合根が合わさることで、淡い甘さが心地良く舌に響きます。野菜に特化したお店ということで、〆の水菓子にも野菜が使われているんですね。
癒しの野菜料理達
![]() |
ご主人の光安裕一さん。 |
こんなにも昔の京都らしい雰囲気に包まれて、身体にやさしい懐石料理を食べられる時間は、忙しい仕事人間にとっては何よりの癒しになるでしょう。
注) 「御料理 光安」は2013年に移転されました。当記事は移転前の過去記事となります。御注意くださいませ。
<DATA>
・店名: 御料理 光安