京夕け　善哉(3ページ目)

こだわりの白御飯

・飯物

丹波米を使った土鍋御飯

〆の御飯は、奥様の実家が栽培されているという丹波米による白御飯が登場。質の高い丹波米を土鍋で炊きあげられているだけあって、旨味やもちもち感がとっても良好です。

また、この日のお漬物も「瓜」「大根」「赤蕪」と3種類が用意されていて、そのどれもが上品で繊細な素材を活かした漬け具合！　さらに続く二膳目で、九谷の豆皿で供される自家製「松茸昆布」が、とりわけ素晴らしい味わい。これだけで何膳でもおかわりしたくなってしまう仕上がりでしたね。


・水物

皮付き林檎と紫芋の水菓子

涼しげなガラス鉢で供された水物は、皮付き林檎を煮た後、冷製にしたもので、上に乗せられたクリームは、逆に温かく保たれた紫芋のクリーム。この温度差によるコントラストが互いの持ち味をアピールし合い、円やかな甘味が静かに拡がります。

大切な方と一緒に

御所からほど近い京の町中に、敢えてひっそりと開店された隠れ家的一軒。確かな味と納得の価格に思わず高僧よろしく「よきかな、よきかな」と、口をついて出てきそうになります。京都和食ならではの遺伝子が、見事に引き継がれた実力派割烹です。

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＜DATA＞
・店名： 京夕け　善哉（よきかな）。
・所在地：京都市中京区室町通夷川上ル
・アクセス：京都市営地下鉄「丸太町駅」徒歩約5分
・地図：Yahoo!地図
・TEL：075-222-1875
・営業時間：18：00～20：30(LO)
・定休日：水曜日

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