圧倒的な満足度!
・タンのおぼろ蒸し
今まで出てきた肉料理は、どれもがまっこと素晴らしかったのですが、もしどれか一つを選ぶとすれば、私は迷うことなく、この逸品を選びますね。それがこの「タンのおぼろ蒸し」。
今まで持っていたタンに対するイメージを覆されるほどのインパクトと芳醇でふくよかな味わいで、まさに究極の逸品タン料理といえる一皿。
・ステーキとサラダ
〆がステーキというコストパフォーマンスの高さも嬉しいところ。 |
最後はステーキ! やはり近江肉といえばステーキでしょう。噛む度に凝縮感のある香りと旨味がストレートに拡がります。自家製のリンゴをすり下ろしたタレが、これまた秀逸。肉を一段と引き立てる「甘・酸・コク」が絶妙に融合した味わいとなっており、〆に相応しいサッパリとした爽やかなアフターを残してくれます。
タレも手の込んだリンゴのすり下ろしの甘旨タレ。 |
この「しぐれ」も旨い! 御茶漬けにも最適です。 |
・原乳のアイスクリームと汁粉のブリュレ
原乳アイスの香り、汁粉ブリュレの食感は今だに忘れられません。 |
そして最後の水菓子で、またまたサプライズ! 京都の超一流クラスの料理人さんともなれば、水菓子(デザート)も凝りに凝った美味スウィートを出して驚かせてくれますが、この店の水菓子もまさに細部まで凝ったもので、そのクオリティとアイデアには本当に感服もの! まず、写真左にあるアイスクリームは、牛肉専門店ならではの「原乳」(絞りたて乳)を使った逸品。
写真右のブリュレのほうは、「汁粉ブリュレ」で汁粉とブリュレを融合させたもの。「汁粉」部分と「クリーム」部分が上下の二層構造となっていて、複雑な味わいが愉しめる逸品となっています。「原乳アイス」ともども、これだけハイレベルで可憐な水菓子を出してくださる店は、祇園広しといえどもそうは見つかりません。本当に「凄い」の一言に尽きます。
「肉大好き!」という方は大満足、間違いなし
最後は紅茶(またはコーヒー)でまったりと。 |
そして、もう一つの魅力が酒の揃え方。レアブランド酒である十四代、飛露喜を始め、焼酎なら森伊蔵、佐藤などもあり、ワインは全てハーフでも用意してもらえます。 こういう旨いレア酒が置いてあるというのも、ポイント高いですね。
実際、この店を知ったら、もう他の肉料理の店には行けなくなるほど! 昼5,000円、夜10,000円で、超ハイクオリティな料理と極上の肉を食べられて、しかもレア酒まで飲めるとなれば、他に選択肢は考えられません。デザートも至高レベルですし、女性にも強くオススメしたい名店です。
「京洛肉料理 いっしん」も掲載されているレストランガイドブック「もう一度食べたい! あのお店の一皿」>>詳細はこちら
<DATA>
・店名: 京洛 肉料理 いっしん
・所在地:京都市東山区祇園新橋元吉町51
・アクセス:京阪「四条駅」から徒歩5分程度
・地図:Yahoo!地図
・TEL:075-531-5311
・営業時間:昼12:00~13:15(LO) 夜17:30~22:00(LO)
・定休日:日曜または月曜
・一人当たりの予算:酒代抜きで昼5,000円、夜10,000円ほど。
・メニュー一例:昼は5,500円、夜は10,500円
・備考:今年も5月から「肉そうめん」が始まります。