北京で食べたい! 中華料理レストラン
中華好き必見! 北京ダックや満漢全席もご紹介
もともと800年近く中国の中心であり続けた北京には美食の素質があったのですが、近年の経済発展とオリンピック景気が追い風となりました。もちろん、お値段も10年前とくらべれば3~4倍に。とはいえ、日本と比べればまだまだリーズナブル。今、北京料理はまさに「食い時」です!
この記事では、「満漢全席」や「北京ダック」などの代表的な北京料理や、「屋台」から「街のレストラン」、「ホテルのレストラン」といった北京の食処についてご紹介。そして、それぞれのカテゴリーごとに「おすすめレストラン」をピックアップしていきます。
北京料理について
宮廷料理人によって生み出された北京料理は見た目にも美しい
今の北京料理のほとんどは、清の時代、紫禁城を中心に生み出されました。清が滅亡して皇帝の料理人たちが市中に開放されたことから、庶民の間に広まったと言われています。北京料理には水餃子や饅頭(マントウ)、麺などの小麦粉食品や、羊肉のしゃぶしゃぶ、伝統的な小吃(軽食)などなど、たくさんの種類がありますが、その代表格といえば、「満漢全席」と「北京ダック」です。
幻の宮廷料理‐満漢全席
美味珍の満漢全席。いにしえの宮廷文化を味わえる究極の美食
満漢全席 おすすめレストラン「美味珍」
皇家佛跳墻298元。アラカルトで注文することも可能
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■美味珍
住所:朝陽区建国門外大街1号 国貿大厦西楼3階L301号
TEL:010-6505-6139/6535-8215
営業時間:10:00~22:00
付近の見所:シルクマーケット、(少し足を伸ばして)天安門、故宮
北京の定番‐北京ダック
北京ダックの歴史は満漢全席よりも古く、南宋の時代までさかのぼります。北京に遷都後、杭州の名物だった鴨料理が宮廷料理として採用され、現在の北京ダックになったとか。注文は1羽まるごとはもちろん半羽からでもOK。2人ぐらいでしたら半羽で十分でしょう。クレープ状の荷葉餅に、甜面醤をつけたダックの皮、長ネギなどの薬味をのせ、クルリと巻いていただくのが一般的ですが、最初の一口目はダックの皮に砂糖をつけるだけで食べるのがツウ。なんとも不思議なおいしさです。ぜひトライしてみてください。北京ダック おすすめレストラン「大董」
厳選ダックを香り高いナツメの木で丁寧に焼き上げる。268元/羽、134元/半羽
著名人も愛用するお店。ワインや食後のコーヒーを楽しむこともできる
>>>大董についての詳しい説明は「名シェフ董氏のモダンな北京ダック 大董/北京」をどうぞ。 ダックの美味しさの秘訣、薬味の説明など、訪れる前に知っておきたい情報満載です!大董以外の人気レストランには「北京の北京ダックレストラン」で紹介しています!
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■大董
営業時間:各店11:00~22:00
<団結湖店>
住所:朝陽区団結湖北口3号楼(長虹橋交差点の東南
TEL:010-6582-4003/2892
アクセス:地下鉄10号線「団結湖」駅徒歩約3分
<南新倉店>
住所:東城区東四十条甲22号南新倉国際大厦1、2階
TEL:010-5169-0328/2329
アクセス:地下鉄2号線「東四十条」駅徒歩約5分
<金宝匯店>
住所:東城区金宝街88号金宝匯購物中心5階
TEL:010-8522-1111/1234
アクセス:地下鉄5号線「灯市口」駅徒歩約10分
<王府井店>
住所:東城区王府井大街301号 京新旅大厦6階
TEL:010-6528-8802
アクセス:地下鉄1号線「王府井」駅徒歩約5分