タージマハルへの道

タージ・ガンジ地区には安宿が集中している。宿の屋上から見た景色。手前が南門、その奥が正門、さらに奥にタージマハル

タージ・ガンジ地区には安宿が集中している。宿の屋上から見た景色。手前が南門、その奥が正門、さらに奥にタージマハル

■エアー情報
タージマハルがあるアグラへは直行便がないので、まずインドの首都デリーに入るのが一般的だ。デリーへの直行便はエア・インディアとJALが運航しており、格安航空券で7~13万円ほど。他にソウル、台北、シンガポール、香港、バンコクなどを経由する便がある。

■周辺の世界遺産&ツアー情報
フマユーン廟

タージマハルのモデルとなったフマユーン廟。タージマハルは王が亡き妻に贈った墓廟。対してフマユーン廟は王妃が亡き夫のために立てた墓廟だ

ツアーは5日間8万円ほどから。種類は非常に多いが、もっともベーシックなツアーは、デリー、アグラ、ジャイプールのいわゆるゴールデン・トライアングルを巡るものだろう。

このルートでは、デリーにある「デリーのフマユーン廟」「デリーのクトゥブ・ミナールとその建造物群」「レッド・フォートの建造物群」、アグラの「タージマハル」「アグラ城塞」、ジャイプールの「ジャイプールにあるジャンタール・マンタール」「ラジャスタンの丘陵城砦群(アンバー城)」の7つの世界遺産を回ることができる。

また、アグラから40kmの位置には「ファテープル・シークリー」と「ケオラデオ国立公園」というふたつの世界遺産もある。アグラからバスが出ているので日帰り観光もOK。このルートだけで最大9つの世界遺産が回れることになる。

 

美しいアラベスクで彩られたタージマハル。文字はコーランの引用で、アラビア語で書かれている

美しいアラベスクで彩られたタージマハル。文字はコーランの引用で、アラビア語で書かれている

■国内移動
デリーからアグラは約200kmの道のりで、飛行機で1時間以内、電車は急行で約2時間だがローカルだと4時間ほど、バスだと5時間前後。国内線のエアチケットは日本で予約できるので、旅行会社に聞いてみよう。ちなみに電車はコルカタ(カルカッタ)やムンバイ(ボンベイ)から25~30時間、ベナレス(ヴァラナシ、バラナシ)から15時間、ジャイプールから6時間ほど。ただし、ローカルの電車の場合、定刻なんてあってないようなもの。なるべく速くて質の高い電車に乗ろう。

■おすすめホテル
全室からタージマハルが望めるホテルを紹介しよう。スパやシタール演奏、アーユル・ヴェーダも満喫できて、気分はまさにマハラジャ。デラックスルームで350米ドル前後から。

<DATA>
THE OBEROI AMARVILAS(オベロイ アマルヴィラス)
住所:Taj East Gate Road, Agra - 282001, India.
TEL:+91-562-223-1515

 

タージマハルのベストシーズン

シンメトリーを駆使したタージマハルは、その色、その形、ミナレットや基壇とのバランス……どの角度から見ても美しい

シンメトリーを駆使したタージマハルは、その色、その形、ミナレットや基壇とのバランス……どの角度から見ても美しい

インド北部の雨季は6~9月。もっとも暑いのは3~5月で、最高気温は40度を超え、地表面では50度を超えることも珍しくない。毎年死者が出るほどの暑さなので要注意だ。ベストシーズンは11~2月あたり。ただ、この時期の夜は意外に寒くて10度を切ることもしばしば。服装には気をつけよう。

世界遺産基本データ&リンク

タージマハルのモスク

タージマハルのモスク。タージマハルの中心を成すのは墓廟だが、その左右にはモスクと集会場が設置されている

フマユーン廟

タージマハルに多大な影響を与えたフマユーン廟。王妃が亡き皇帝に贈ったこの廟の詳細はリンクの記事を参照のこと

【世界遺産基本データ】
登録名称:タージマハル
Taj Mahal
国名:インド
登録年と登録基準:1983年、文化遺産(i)

【関連サイト】


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※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。