暮らしの歳時記/冬の行事・楽しみ方(12~2月)

お歳暮の由来は?時期とマナーのいろは(3ページ目)

お歳暮は今年をしめくくる贈り物ですが、わからないことが多いですね。由来、贈る時期、内容、相場、マナーなど、お歳暮のいろはをわかりやすく解説します。

三浦 康子

執筆者:三浦 康子

暮らしの歳時記ガイド

お歳暮のマナー

お歳暮のマナー、大丈夫ですか?
【のし紙】 
必ずのし紙をつけ、水引きは紅白の蝶結びを使います。魚や肉などの生ものには、正式にはのし(のし紙の右上につける飾りのこと)をつけません。
“のし”を付けてはいけない贈答品って?

【喪中の場合】 
お歳暮はお祝いごとではなく日頃の感謝を伝えるものなので、当方・先方のいずれかが喪中でも差支えはありません。ただし、四十九日が過ぎていない場合には、時期をずらして「寒中御見舞」「寒中御伺い」にしたり、紅白の水引きを控えたりすると良いでしょう。

【配送するとき】 
本来は持参するものですが、お店から送ってもらうことが多くなりました。配送する場合、送りっぱなしはNG。親しい間柄なら電話やメールでも構いませんが、品物に挨拶状を同封するか、品物が届く前に挨拶状を郵送しておきましょう。また、生ものや賞味期限の短いものは、不在期間にあたらないか、事前に確認しておくと良いでしょう。

【持参するとき】 
持参する場合には、訪問前に先方の都合を伺うのがマナーです。正式には風呂敷で包んで行きますが、紙袋の場合には必ずはずして渡しましょう。
贈答品の渡し方と紙袋の扱い方

【お歳暮をもらったとき】 
お歳暮に対するお返しは不要ですが、きちんとお礼の意を表すのはマナー。配送されてきた場合には、すぐにお礼状を出すのが基本です。親しい間柄なら電話やメールでも構いません。
贈答品の受け取り方
■こちらの記事もぜひ参考にしてください。
お歳暮マナー、こんなときどうする?
お歳暮をもらったときのマナー、お返しはどうする?

  • 前のページへ
  • 1
  • 2
  • 3
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます