お歳暮

お歳暮は単なるギフトではないので注意が必要です

お歳暮にはさまざまなしきたりがありますが、時とともに少しずつ変化しているので、年齢や立場によって捉え方や考え方が異なることもあります。

どうしようかと迷ったときは、本来のしきたりをもとに判断すると間違いがありません。よくある疑問をとりあげるので、参考にしてみてください。


Q今年大変お世話になった先輩に何かしたい。お歳暮を贈ればいいですか?

感謝の気持ちを「お歳暮」に託して贈るのは結構ですが、注意が必要です。本来、お歳暮は1回きりのギフトではなく、ある程度続ける性質があります。続ける気はなく今年だけ贈りたいという場合には、「お歳暮」ではなく「御礼」としてお贈りしたほうが誤解がなくて良いでしょう。

ただ、最近は今年1年の感謝ギフトとして捉える方も増えており、形式にとらわれず親しい間柄で気軽に贈るケースもみられます。そのへんは相手によりけりなので、目上の方にはしきたりを重んじたほうが無難です。


Qお中元を贈ってあるので、お歳暮は贈らなくてもいいですよね?

お中元を贈ったら、お歳暮も贈るのがマナーとされているので、失礼と感じる方も少なくありません。お中元(上半期に対する感謝)とお歳暮(下半期や年間に対する感謝)のどちらか一方しか贈らない場合には、1年間の感謝を込めてお歳暮を贈ったほうが良いとされています。

従って、今年のお中元を贈ってあるなら、お歳暮も贈ったほうが礼儀にかないます。来年は両方贈る気がないのなら、お歳暮だけにすると良いでしょう。


Q相手が喪中の場合はどうする?

お歳暮は日頃の感謝を伝えるもの。お祝いごとではないため、当方・先方のいずれかが喪中でも差支えはありません。ただし、四十九日が過ぎていない場合には、時期をずらして「寒中御見舞」「寒中御伺い」にしたり、紅白の水引きを控えたりすると良いでしょう。相手の気持ちを考えた心配りは、とても大切です。

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