シングルモルトが人気だが、どうもマニアックになる傾向があり、仲間うちでカルト的な愉しみに浸ったり、人にすすめる時に構えて飲むことを強要する場面をしばし見かける。
それは極端な例でしょう、と言う人もいるが、まだまだスノッブを気取っているといえるのではなかろうか。いまはシングルモルト、カスクを特別視しているようなところがある。理想は自分の好みの香味を見つけ、そのウイスキーを気軽に、それでいて自分だけの特別なものとして飲んでいくことだと思う。
ジャパニーズ、スコッチ、アイリッシュ、カナディアン、アメリカンと産地で大別され、そのひとつひとつの産地に異なる香味のウイスキーが数多くある。いろいろと試してウイスキーの豊かさを知って欲しいと願う。
ウイスキーマガジン・ライブ!の参加者ひとりひとりがその伝道者となれば、ウイスキー・ファンはもっと増えると思うのだ。シングルモルトを愛せるなら、ウイスキーの豊かな広い世界を愛せるはずだ。彼らがよさを伝えることで、ウイスキー業界はより活性化する。
それを期待するし、それにより主催者の苦労も報われる。
詳しくはWHISK-eへ
その他、ジャパニーズウイスキーメーカー4社のコラボレーションによる特設バーがあったり。そこで女性バーテンダーがカクテルをつくっていたり。また夜のウイスキーセレブレーションでもウイスキーカクテルが紹介されたりもしていた。さらにはJ-WAVEパーソナリティのアイリーン、DJ KAORIの出演もあった。
ただそれらのコメントは省略する。詳しくは、おすすめINDEXの“ウイスキーってなんだ”にある『WHISK-e』をご覧いただきたい。
この記事を読んで興味を持たれた方は、次回のライブへ出かけてみてはどうだろうか。