2月12日(土)、台場の東京ビッグサイトで開かれた「ウイスキーマガジン・ライブ!」に出かけた。
このライブは今回で5回目となる。前回までは青山ダイヤモンドホールが会場だったが、実は4回目は参加していない。理由は私のモノの見方にある。


3年連続して出かけると、主催者側の苦労が垣間見えるのだ。マスター・クラスと呼ばれるさまざまな蒸溜所がそれぞれのテーマで魅力を語るセミナーがあり、メーカーやインポーターによる展示試飲会場がある。華々しくて賑やかで結構なことだが、やはりマンネリ化は避けられない。私は2年に1度の開催でいいのではないかと勝手に思っている。だから4回目はちょっと中休みしたのだ。

今回もそういうモノの見方で出かけた。正直言って、どんなウイスキーが紹介され、どんな原酒が試飲できるのかなんてことにはまるで興味がない。
東京ビッグサイトという広い会場に変わり、このイベントがどういう見え方に変わるのか、ただそれだけの興味だった。

さすがに広いだけあって、以前までの混雑という状況ではなかったが、入場者数が増えていることはひと目でわかった。後日知ったことだが、前回の入場者数1,000人の2倍以上の参加があったらしい。
人数だけでもいかに盛況で、シングルモルトへの関心が高まっているかがわかる。
それと女性の数が随分と増えた。女性にもっともっとウイスキーの香味の豊かさを知って欲しいと願う私としては嬉しい限りだ。


来場者が伝道者になって欲しい

マスター・クラスは全22もあって、今回も世界的に知られた様々な蒸溜所がセミナーを開いていた。人気はボウモア、グレンフィディック、マッカラン、スプリングバンクといったところだったが、ただ日本のサントリー、ニッカ、メルシャン、キリンを含めてほかのクラスも盛況で、来場者の熱心さにこちらは腰が引けてしまった。

展示試飲会場は相変わらずの人気だ。3,000円の入場料でいくらでも試飲できるのだから、試さなきゃ損とばかりに飲みまくる人もちらほらいるのだが、多くはきちんとメーカーやインポーターの説明を聞きながらしっかりと味わっている。(次頁へつづく)