和菓子/甘味処

目白の「志むら」心尽くしの味「赤飯弁当」(2ページ目)

目白の「志むら」で、和菓子に劣らず高い人気の「御赤飯」。昼時の甘味喫茶は、心尽くしのおかずが付いた「赤飯弁当」が楽しめるとあって、多くの客で賑わいます。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

食事の後には甘味を。「あんみつ」「九十九アイス」

あんみつ
食事を頼むと、
小さな「あんみつ」を
付けられる。(別料金)
せっかくの甘味喫茶、食事だけではちょっと物足りないという方には、食事を頼んだ場合に追加で注文できる、小さな「あんみつ」がお勧めです。

四季を問わず一番人気の甘味という「あんみつ」が、少し小さなサイズで供されます。果物に彩られた器の中身はさらりとしたこし餡と寒天、えんどう豆。コクのある黒蜜を絡めていただきます。赤飯でふくれたお腹にも、するりと収まります。

九十九アイス
特製「九十九アイス」
家でも真似たい楽しみ方
もう少しお腹に余裕のある方には、「九十九アイス」もお勧めです。名物「九十九餅」(つくももち)にバニラアイスをたっぷり盛り付けてきな粉で覆った、なかなか迫力のある一皿です。

さっぱりしたバニラアイスは九十九餅用に選んだもので、あんみつに入っているものとは異なるそうです。香りの良いきな粉と溶け合い、九十九餅の優しい甘みを引き立てます。この食べ方を知ってからは、持ち帰った「九十九餅」の半分は、いつもこのアレンジで楽しんでいます。

半分くらいのメニューは季節によって変わり、冬は「雑煮」や「ぜんざい」、「汁粉」など、夏はボリュームたっぷりの「生いちご」や「キャラメル」などの「氷」といった、季節の味を楽しみにしている方も多いようです。

「わざわざ足を運んでくださるお客様に喜んでいただけるように、責任を持って手を抜かずに、同じように作り続けているだけ。」とのことですが、その積み重ねが美味しさへと繋がり、老若男女を問わず幅広い層のファンが付いているのでしょう。

<店データ>
■ 「志むら」
所在地:東京都豊島区目白3-13-3
電話番号:03-3953-3388
営業時間:
和菓子販売(1階): 
9:00~19:00(平日)、~18:00(祝日)
甘味喫茶(2・3階):
10:30~19:00(L.O.18:30)(平日)、
~18:00(L.O.17:30)(祝日)
※午後2時までは全席禁煙
定休日:日
JR目白駅より徒歩約2分
地図:Yahoo!地図情報

◇甘味喫茶予算一例:
「九十九アイス」600円
「赤飯弁当」900円
「赤飯幕の内弁当」1,400円
「野菜カレー」800円
※食事を注文した場合に限り
あんみつ(小サイズ)300円、コーヒー200円

【九十九餅の記事】
目白「志むら」の「九十九餅」
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。

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