和菓子/お取り寄せ和菓子

「双松庵唯七」自然の恵みをいただく(2ページ目)

私が「双松庵唯七」(そうしょうあんただしち)の和菓子と出会ったのは1年前の冬のこと。自社栽培農園や地元産の柿や栗、柚子などを使った自然の恵みたっぷりの美味しさに魅せられました。

原 亜樹子

執筆者:原 亜樹子

和菓子ガイド

自社農園の「栗の菓子」

栗きんとん
ほっくりとした
「栗きんとん」
「双松庵唯七」の秋冬のお菓子と言えば栗も外せません。自社農園で育てられた栗を使ったお菓子はどれも素朴な装いながら、栗本来の風味がしっかりと生きた贅沢な味がするのです。

例えば栗に砂糖だけを加えて煉り上げた「栗きんとん」はまさに栗そのもの。滑らかな中に、少し残る栗の粒がアクセントです。

渋皮煮栗蒸羊羹
「渋皮煮栗蒸羊羹」
中心には大粒の栗
「渋皮煮栗蒸羊羹」は中に渋皮煮の栗が1粒入った、1人用の羊羹です。しょう油が効いた甘塩っぱい味は独特で、印象に残ります。

栗つゝみ
「栗つゝみ」
小豆の皮むきこし餡の中に
栗きんとんが包まれている
「双松庵唯七」の魅力は何と言っても地元の良質な素材。手間暇はかけても、いじり過ぎてはいないため、自然の恵みをそのまま頂いているような気分になります。

大切に育てられた素材を贅沢に使って作られた和菓子は、安価ではありませんが、一口食べればきっと納得できると思います。

<店データ>
「双松庵唯七」オンラインショップ

◇予算一例:
「信濃路 柿寿楽」3個1,420円
「ゆず手毬」1個1,730円(12月中旬~3月)
「御城下金鍔」3個930円
「栗きんとん」4個950円
「渋皮煮 栗蒸羊羹」4個1,910円
「栗つゝみ」2個710円


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