「福白金時」を生かしきった羊羹「しろ」
「しろ」 長さ30cmの細身の羊羹 |
きれいな乳白色の羊羹は、柔らかくねっとりとした口当たりとキレの良い甘さ。そして何よりも、豆の香りが印象的です。豆の風味と引き換えにアクの強さが残りそうなものですが、滑らかなこし餡に残っているのは豊かな香りだけ。職人の技を感じます。
甘さを抑えた羊羹 開封後2~3日で食べきって |
実は「しろ」は、なかなか高価な羊羹。ですが上質の素材を使い、豆の皮をむくところから始まり全て手作業で作られた羊羹からは、それ以上の価値を感じます。
「龍鈴」、今後の和菓子
ザラメと香川の和三盆糖で 品の良い甘さに、 良質の糸寒天で歯切れ良く |
「いいものを作るぞ」という気迫が感じられる「しろ」。エネルギーをもらいました。もう一度津和野へ行き、新しいシリーズについてもじっくりお話を伺いたくなりました。
羊羹「しろ」への熱い思いは「龍鈴」のホームページで読むことができます。「しろ」の誕生に携わった方たちの話がインタビュー形式で紹介されています。
<店データ>
■「龍鈴」(りうず)
※オンライン販売専門
◇予算:
龍鈴羊羹「しろ」1本5,000円
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