ワインが際立つ料理
「料理には凝縮感を出すようにしています。ワインと合わせる料理なので、塩気も含めて、しっかりと中身が詰まっているような味わいを心がけていますね」と語るのは料理を取り仕切る長岳志(ちょう・たけし)シェフ。23歳で初めてイタリアを訪れて以来、滞在や旅行などで各地を訪れているという。イタリア料理が好きだ!というオーラがあり、料理を作っているようすも実に楽しそうである。マネージャーの二本松主水(にほんまつ・もんど)氏に、どんな客層が多いか訊いてみると「近所の美味しいものが好きな方と、遠方から来られるワイン好きといったどちらのタイプのお客さんも来られます。私はこの会社の店で働いて5年目になりますが、長さんの料理はけっこう好きです」という答え。ちなみにこの店には食通で知られる田中康夫氏も通い、彼のブログにもこの店が登場している。
さて、長さんの料理に二本松さんの選んだワインを合わせてみよう。