中国茶/中国茶関連情報

お茶の香りを表現してみよう(3ページ目)

様々なお茶の香り、それぞれの特徴を把握しながら表現するのは結構難しいものです。そこで、香りの表現の練習をしましょう。

執筆者:平田 公一

嗅覚以外の感覚表現を利用する表現方法



香りの表現は非常に多様


さて、様々な香りを表現するときに、いままで見たように普通は「○○のような香り」として、その比喩対象の香りと比較する場合が多いのです。つまり、臭覚表現を利用していることになります。

しかし、香りの表現は、必ずしも臭覚表現を利用するだけではなく、さまざまな感覚表現が利用できます。

たとえば、「お茶を聞く」という表現がされるように、臭覚以外の視覚、聴覚、触覚、味覚などの用語を利用して表現してみることも大切だということです。

すでに、シンプルな表現例として掲げた表現の中にも、既にこれらの感覚表現が多く取り上げられています。

つまり、嗅覚という感覚を別の感覚で感じたように表現する手法で、例えば代表的なものに以下のようなものがあります。



嗅覚以外の表現


では、実際に中国茶の香り表現はどんなものなのでしょう。

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