如意庭の茶藝専門コース
学んだ手前を披露 |
したがって、初級24時間、中級24時間、そして上級24時間、合計72時間ものカリキュラムを終了して、初めて台湾で陸羽茶藝中心の泡茶師の資格試験を受験できるという、国内でも相当厳しいコースといえるでしょう。
内容は、陸羽茶藝中心のカリキュラムに沿っていますので、台湾茶藝師の精神や基本的な作法、茶器・茶道具の知識、数十種類に及ぶ茶葉についての基本的な知識と淹れ方、小壷茶、蓋碗、大壷茶、大桶茶などさまざまな茶器を用いた淹れ方などを習得することになります。
まず、初級クラスでは、茶藝の精神と基本所作を学んだ後、具体的な茶葉(文山包種茶、金萓茶、高山茶、東方美人、プーアール茶)などを小壷茶用いて茶の淹れ方の作法を学んでいきます。
さらに中級になると、茶器の種類が増え、小壷茶、蓋碗、大壷茶などを使った、それぞれの茶葉にあった淹れ方を習得していくことになります。
この中級が終了する際に、毎回外部のゲストを招き、終了試験が実施されます。私は第一期生のときからこの中級の終了試験に審査委員として招かれ、毎回受講生の頑張っている姿を拝見してきましたが、今回、その第二期生の終了試験の様子をレポートしました。