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如意庭の茶藝終了試験(2ページ目)

茶藝館 如意庭で行われた第2期茶藝師中級講座の卒業試験を兼ねた茶藝披露会に審査委員として招かれ参加してきました。そのときの様子をレポートします。

執筆者:平田 公一

茶藝中級終了試験

綺麗な手さばきは見事です
すでに、第一期生は11月の台湾での資格取得に向け、最終的なおさらい時期に入っているようです。そして先日、第二期生の中級終了試験が実施されました。

卒業試験を兼ねた茶藝披露会には、今期参加の6名が受講。蓋碗と大壷茶を中心に茶藝を行いました。

一部、小壷茶のテストも交え、受講者は基本的には3種類のお茶を入れることになります。

まず、事前に受講生には蓋碗と大壷茶の手前を持ち時間40分の中で全て実演し終わること、と伝えられています。

当日になって、配られた茶缶の中の茶葉をみて、初めてそこで、そのお茶をどのようにいれればいいのかを頭をフル回転させて茶藝を演じなければなりません。

陸羽中心の茶藝の面白いところは、お茶を淹れる時間が基本的には決まっています。文山包種茶なら、一煎目でどのくらいの蒸らし時間にするかなんていうことをその場で考え対応する必要があるわけです。

今回審査委員として招かれたのは、第一回目の時同様、読売新聞の田中真奈美さん、如意庭の役員の渡辺さん、如意庭のロゴマーク(龍含む)をデザインたデザイナーの石原さん、そして私の4名でした。

いわゆる、一般の客も含めて受講生はお茶を淹れ、楽しんでもらう。それがきちんとできるかどうかをチェックするというテストであるわけです。そんな観点で目を光らすのは、如意庭のアテナさん。陸羽茶藝の泡茶師でもあります。

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