杜仲茶の効能

杜仲茶の茶葉
『神農本草経』には、「腰や背の痛みを治し、内臓の諸機能を補い、元気を益し、背骨を強固にし、志を強くする。 久しく服すると身体の動きを軽やかにし、老いない」と記載されているといわれるが、五大漢方薬(冬虫夏草、人参、鹿茸、芍薬そして杜仲)の一つとして、不老長寿の強壮薬として珍重されていたと言われる。

古くから認められてきた効能には、
  •  血圧下降、血行障害改善
  •  利尿作用、肝臓治癒
  •  関節痛改善
  •  鎮痛効果
などが掲げられている。

杜仲に含まれる「イリドイド配糖体のゲニポシド酸」という物質による血圧下降作用が認められており、これにより、上記の効能が得られるという。

最近小林製薬が公表した実験結果では、「人内臓脂肪減少」効果及び「血管若返り」効果があるとのことである。

人内臓脂肪減少効果実験では、杜仲葉を2ヶ月間摂取させたところ、10名中7名に内臓脂肪を減少させる効果が現れ、摂取前の平均内脂肪面積が122.5平方センチメートルで、摂取2ヵ月後の内脂肪面積となり、平均9.0平方センチメートル(約7%程度の減少)の内臓脂肪面積の減少が観測できたとしている。

また、小林製薬の研究員田辺氏等は、2004年にはマウスを用いた「杜仲葉エキスの抗肥満作用の検討」という実験結果を日本薬学会で公表している。

一方、血管若返り実験は、岡山大学大学院の川崎教授との共同研究でおこなわれたラットによる動物実験で、8週間ラットに5%の杜仲葉エキスを摂取させたところ、血管に弛緩反応が測定できたというものであった。通常ラットは年を取るにつれ、血管の弛緩反応が鈍くなるといわれているため、これが弛緩したということは、若返りに効果があったということになる。

さらに、小林製薬では、上記にかかげた血圧下降効果や動脈硬化改善効果などの実験も行なっており、一定の効果が認められたとしている。

最後に、杜仲茶の飲み方を御紹介。