maricaのプレート
透明感のある居心地の良い中国茶CAFE
maricaのエントランス |
名古屋駅から地下鉄で3駅の車道駅から、愛知大学の前の路地を数分歩くと、住宅街の中にぽつんと出現するのが、このおしゃれな中国茶cafe「marica」です。
中国茶に興味がある人が、ちょっと足を踏み入れるのをためらいがちなお店が多い中、maricaは、cafeという響きで「気軽に友達の家でお茶が飲める」という雰囲気を生み出し、若い女性のファンが多いお店です。
それでいて、中国茶cafeといわれるだけあって、お茶の品揃えは本格派。あれこれ手をだすcafeに見受けられがちな「お茶は二の次」という状況とはおよそかけはなれた、中国茶フリークにはとてもうれしいお店です。
大振りのガラスの扉をあけて一歩中に踏み込むと、ガラス張りの窓から差し込む光がとても暖かい室内は、白を基調にした落ち着いた雰囲気で、ほっと一息つけるなごみの空間になっています。
そして、オーナー丹羽泉美さんのかわいらしい笑顔が待ち受けています。
あったかでなごめる店内
ひそかに隠れたこだわり
オーナーの丹羽泉美さん(右) とお母様(左) |
こだわりのHolly Wood Buddyの家具 |
でも、ちっともそんな雰囲気ではなくて、”ほわん”とした、お店の雰囲気そのままにおいしいお茶を出してくれるのです。
maricaは、丹羽さんのご実家を改装して始めたお店。泉美さんのこだわりがお店のあちこちに見受けられます。
例えば家具は、人気の「Holly Wood Buddy」ものでそろえられているのだとか。だから、大きな窓から差し込む光が、木のぬくもり一杯の家具にあたって、とても柔らかい雰囲気をかもし出しています。
また、ケーキやランチが出されるときに使われているのは、studio m'のシンプルな食器たち。雅姫さんやちはるさんなどが利用して人気がある器です。
そして、お勧めのケーキ。丹羽さんのご実家は別の場所でケーキ屋さん「monte rosa」を経営しているのだとか。そのため、maricaでは、おいしい自家製ケーキをお茶と一緒に楽しめるのです。
こんなこだわりがさりげなくちりばめられたお店ですが、「中国茶を気軽に楽しんでほしい」という泉美さんの思いそのままに、本当に居心地の良いお店になっているので、何時間でもお茶やお菓子を相手に過ごすことができてしまいます。