中国茶/中国茶館・茶藝館・カフェ

なごみの中国茶cafe marica

名古屋にある、ホット一息つくことのできる和みのカフェ「marica」。小さなこだわりがたくさんあるこのおみせで、寒い冬の午後、暖かいお茶でほっこりしたいものです。

執筆者:平田 公一

名古屋の中国茶Cafe、marica。あったかなお店です。

maricaのプレート


透明感のある居心地の良い中国茶CAFE

maricaのエントランス
">残念ながらmaricaは2008年春に閉店しました。 名古屋といえば、東京、大阪、札幌とならび中国茶関連のお店が多い地域です。すでにこの地域ではL'O-Vu(ロブー)などをご紹介していますが、今回は、明るくて気軽に行けるおしゃれな中国茶cafeをご紹介しましょう。

名古屋駅から地下鉄で3駅の車道駅から、愛知大学の前の路地を数分歩くと、住宅街の中にぽつんと出現するのが、このおしゃれな中国茶cafe「marica」です。

中国茶に興味がある人が、ちょっと足を踏み入れるのをためらいがちなお店が多い中、maricaは、cafeという響きで「気軽に友達の家でお茶が飲める」という雰囲気を生み出し、若い女性のファンが多いお店です。

それでいて、中国茶cafeといわれるだけあって、お茶の品揃えは本格派。あれこれ手をだすcafeに見受けられがちな「お茶は二の次」という状況とはおよそかけはなれた、中国茶フリークにはとてもうれしいお店です。

大振りのガラスの扉をあけて一歩中に踏み込むと、ガラス張りの窓から差し込む光がとても暖かい室内は、白を基調にした落ち着いた雰囲気で、ほっと一息つけるなごみの空間になっています。

そして、オーナー丹羽泉美さんのかわいらしい笑顔が待ち受けています。

 
あったかでなごめる店内


ひそかに隠れたこだわり

オーナーとそのお母様
オーナーの丹羽泉美さん(右)
とお母様(左)
こだわりの家具たち
こだわりのHolly Wood Buddyの家具
実は、丹羽さんは、名古屋にある茶遊苑で中国茶を学び、さらに杭州で茶藝師の資格を取ったお茶のプロ。

でも、ちっともそんな雰囲気ではなくて、”ほわん”とした、お店の雰囲気そのままにおいしいお茶を出してくれるのです。

maricaは、丹羽さんのご実家を改装して始めたお店。泉美さんのこだわりがお店のあちこちに見受けられます。

例えば家具は、人気の「Holly Wood Buddy」ものでそろえられているのだとか。だから、大きな窓から差し込む光が、木のぬくもり一杯の家具にあたって、とても柔らかい雰囲気をかもし出しています。

また、ケーキやランチが出されるときに使われているのは、studio m'のシンプルな食器たち。雅姫さんやちはるさんなどが利用して人気がある器です。

そして、お勧めのケーキ。丹羽さんのご実家は別の場所でケーキ屋さん「monte rosa」を経営しているのだとか。そのため、maricaでは、おいしい自家製ケーキをお茶と一緒に楽しめるのです。

こんなこだわりがさりげなくちりばめられたお店ですが、「中国茶を気軽に楽しんでほしい」という泉美さんの思いそのままに、本当に居心地の良いお店になっているので、何時間でもお茶やお菓子を相手に過ごすことができてしまいます。


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