かすうどん 田中かすうどん・・・かすという言葉から天かすを思い起こすとここで間違う。河内名物の『かす』の説明からしないとこのうどんは判らない。かすうどん750円3玉まで同一料金 牛の小腸をへット(牛脂)でカリカリになるまで揚げたものを『かす』と呼ぶ。大阪エリアではお好み焼きの具などに使うかなり一般的な食材らしい。かすうどんまずは定番のかすうどんを食べてみる。注文は券売機で買うシステム。かすうどん750円きつね揚げとかすが具材、1玉から3玉まで同一料金なのでお腹の空き具合で調整する。またうどんを食べ終わったら汁を半分残しておいてご飯を入れて雑炊にしてくれるサービスがある。ご飯は無料であるが、声をかけないと出てこないのでご注意。もっとも3玉+ご飯はかなりの量ではあるが・・・かすの食感はプルプルうどんは自家製麺で製麺機が導入されている。小麦粉は100%北海道産国産小麦を謳っている。『ニップン北海道』の袋が積んであるのでたぶんこの小麦粉だろう。色調から考えると品種はホクシンであろうか。うどんは太めで存在感がある。7mmほどあろうか。かなりしっかりしたうどんである。喉越しというよりも歯ごたえを感じる。大阪うどんのイメージで食べるとかなり違った感じを受けるだろう。この店独特のうどんであろうか。それとも河内方面のうどんの特長なのかは不明。かなりエッジの立ったうどんは温かい出汁にも負けずにしっかりと存在を主張する。かすうどんのトッピングはかすと油揚げ。出汁は鰹節系の混合と昆布。これにかすから溶け出す牛肉風味が加わる。牛の小腸の揚げかすということを考えると当然であるが、独特の風味は確かに出汁をおいしくしている。食感はトロッした柔らかなもので特別食べた時の食感が印象に残るものではない。『低カロリー・高カロリー・コラーゲンたっぷり』が主張されている。3玉食べても低カロリーなのかは不明。(笑)薬味に柚子胡椒、ニンニクもある。雑炊に梅干、キムチの選択もある。うどんを食べたらご飯を投入うどんを食べ終わったらお店の人に声をかけてご飯をもらう。出汁の良く出たつゆにご飯をいれて雑炊風にして食べる。お茶漬け風というか・・・さらさらとおいしくいただける。かすカレーうどん冬季限定としているがかすカレーうどんもおいしい。さらりとしたすっきりとしたカレースープにもかすの風味が色濃く出でいる。かすカレーうどん900円3玉まで同一料金トッピングはかすと薬味のネギ。食べたのは3玉仕様だがするすると入る。カレーの辛味は普通だと思うが辛いのが苦手な人でも許容範囲だと思われる。太いうどんなのでつゆ跳ね注意で紙エプロンが出てくる。カレーもご飯投入雑炊にこちらもうどんを食べたらご飯をもらおう。カレー雑炊のできあがりとなる。3玉で頼むとかなりの量なのでご注意を。カレーの雑炊には福神漬けが添えられる。うどん一本が太いのでうどんの本数は少なく見えるがかなりの量である。玉数注意であるが1玉は200g位かと想像。夏になると冷やしうどんも出るようだがこちらは未食。また季節が来たら食べてみたいと思う。量といい価格といい営業時間といい、今までに無いお店なのでなかなか重宝だとおもえる。午前3時までの営業時間は深夜族には嬉しいだろう。かすうどん 田中 (麺)田中製麺所東京都目黒区上目黒2-21-4電話:03-6426-8866営業時間 [月~金] 11:30~15:00 18:00~翌3:00(L.O.翌2:00)[土・日・祝] 11:30~16:00 18:00~翌1:00(L.O.24:00)定休日 不定休駐車場なし東急東横線・東京メトロ日比谷線中目黒駅下車徒歩約7から8分。かすうどん田中のサイトYahoo!地図情報 上目黒2丁目かすうどん田中付近 ※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。