【10】伸ばした生地に打ち粉(片栗粉かコーンスターチ)を振り屏風だたみをして4から5ミリ幅に切ります。画像ではこま板を使わない『手ごま』で切っていますがなれないうちはこま板を使ったほうが安全かもしれません。できるだけ幅は揃えて切ると茹であがり時間が均一になります。生地の厚さが4ミリなら切り幅も4ミリを目標にするときれいなうどんになります。
【11】きったうどんは切り口どうしがくっつかないように一度ほぐしておくと良いでしょう。
工程5【茹で】
【12】できるだけ大きな鍋にお湯をたくさん沸かしてうどんを茹でます。鍋の大きさにもよりますが家庭用ならば3人前400グラムをゆでるのに5リットル程度のお湯があると良いでしょう。
【13】12分から13分程度をめやすに茹でます。太すぎた場合は茹で時間はもっとかかります。さし水はしません。火加減で吹きこぼれないように調整してください。茹であがったら流水でよく洗ってざるにあげます。ピカピカ光るうどんになっていると思います。塩をたくさん使っていますがほとんど茹でるときに流出しますので塩分の過剰摂取にはなりません。うどんつゆの方は塩分を制限されている方は飲み干さないように注意してください。
【14】完成 お好みの方法で食べましょう。
「ぶっかけ」、「ざる」、もう一度温めて「かけ」や「たぬきうどん」など美味しいですよ。鍋から直接に盛り付ける釜揚げも美味しいものです。この場合は茹で湯を張ります。一度洗ったものを温めてお湯を張ったものは「ゆだめ」といいます。薬味は万能葱などのこねぎや生姜が良くマッチします。
どうですかことばで書くと面倒そうですが何度か打ってみるととても簡単に美味しいうどんができるようになります。お試しください。
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