低気圧が太平洋沿岸を東進したら大雪も
東京荒川マラソンのように周囲に森や建造物群がないと風の影響をまともに受ける。東京荒川マラソンではステージが風の被害にあったことも |
突風に悩まされる河川敷や田園コース
3月になると突風に悩まされます。例年3月の彼岸頃に実施される東京荒川マラソンは、河川敷コースのために風の影響を受けやすいということで、特に復路がたいへんな向かい風になることがままあります。ステージが風に飛ばされてプログラム行事が中止された年もありました。佐倉朝日健康マラソンも沼や田んぼの中のコースで吹きさらしのために、強風にさらされやすいコースです。湖沼の周囲を回るコースは特に注意。
東京マラソンは幸いにビルの谷間を走ることが多いのと、どちらかといえばこの時期に多い風向でいえば、風上から風下に向かってコースが設定されているので風の影響は少ないといえますが、南風が吹くと悩まされることになるでしょう。
暑さに慣れていない体
とかく2~3月の大会で天候が悪いと寒くて風が強いだけに印象に残る。悪天に悩まされることの多い佐倉朝日健康マラソン。2007大会では雨と強風は終了時近くまで強く、体が温まったと早めに防寒シートを捨てたランナーは30km過ぎて泣く羽目に |
この時期、体は寒さには慣れているものの、気温変化や暑さに順応していない時期でもあります。気温の変化を天気予報で予測して、どのような気温変化にも対応できるに考えたレースウエアプランで臨んでください。
大会中止情報の発表方法もチェック
大会の中止情報がどのように発表されるのかも調べておきましょう。東京マラソンの場合は、2009の場合、当日午前5時に大会公式Webサイトで発表されるということでした。幸いにこれまで中止になったことはなく、長時間のテレビ番組も組まれ全国から参加者を集めている以上、全力を挙げて大会開催を実現すべく努力すると思いますが、中止の可能性がないとはいえません。公式の携帯サイトをブックマークしておくとよいでしょう。